ティグルはTMUとしては珍しく
TMUに対しての接近格闘戦を得意とした
TMUで通常装備する火力は
5.56mm機関銃と40mmグレネーダー、
対空、対戦車ミサイルのみであった
この火力でTMUとの戦闘は
非常に厳しいのだが、
この機体はそれとは別に
格闘戦用の装備を持っていた
高周波振動刀・・・刀身を高速振動させて
切れ味を高めるものでナイフと言えど
その形状は巨大な包丁のようであり
日本で言う所の鉈に近い
米軍でマチェットと呼ばれるものだ
さらに巨大なシャベルを装備している
これはTMUに土木工事(塹壕掘り)や
地雷処理をさせるものだが、
格闘戦にも使用される
意外と一般には知られていないが
シャベルは戦場では非常に有効な
接近戦兵器であり、
これで首を切られたりして殺害される事は
戦場では多々ある
首の周囲に装甲板がある
TMUで首を切られる事はまず無いが
その打撃力と取り扱いやすさは
侮れない兵器である
さらに兵器では無いが
この機体最大の特徴が高い隠密性だった
熱光学迷彩は当然の事
静粛性や音響性も高く、
相手に全く感知されずに接近が出来る
その高い隠密性をいかして接近して
格闘戦兵器で相手のTMUを
バラバラにする
それがティグルの得意な手段だった