マジすか学園〜次世代へ〜 -4ページ目

なーにゃは走り、クソガキに強烈なパンチを放った。
クソガキはもろにくらい、倒れた。
地面に手をつき、なーにゃを見上げる。


さっきまでと違うなーにゃの雰囲気にクソガキは寒気がした。


怯えるクソガキになーにゃは構わず向かって行った。



「くそっ」


クソガキは立ち上がりなーにゃに向かって走る。


そして蹴りを入れた。
だが、クソガキの蹴りはなーにゃの腕によって防がれていた。
クソガキの足がなーにゃに掴まれ身動きが取れない。


なーにゃはクソガキの足を引っ張り、クソガキを地面に倒した。


そして倒れたクソガキの上に馬乗りし、クソガキを殴る。
一発、二発、三発…とひたすら殴っていた。



今、なーにゃは自分を止められなくなっていた。
なーにゃのいつものマジはなくなっている。


「やめ…ろ‥‥」



クソガキの顔は赤く腫れている。
抵抗するが、なーにゃが馬乗りをしているせいで全く動けなかった。


その時…


「なーにゃ…!」


みーおんとドラフトが2人に駆け寄る。



「クソガキ…‥大和田さん!やめて!」



ドラフトはクソガキの真っ赤に腫れた顔を見て、言葉を失った。
そしてなーにゃに向かって叫んだ。



だが、なーにゃが拳を止めることはなかった。
ただ目の前にいるクソガキを見つめている。まるで獣のような目で。



「あ゛あ゛あぁ」


なーにゃは叫び、拳を高く振り上げその拳を振り下ろした。



その時、後ろからみーおんがなーにゃの拳を止めた。


「なーにゃ…もう終わってるから…戻ってきて」

みーおんは優しく言った。



「…‥‥!みーおん」


みーおんの言葉でなーにゃは正気を取り戻した。



「クソガキ!」

ドラフトはクソガキのそばに駆け寄る。

「…ドラフト」

ささやくような声でクソガキは答えた。

「よかった。意識あった…」




「また…わたし…」


なーにゃの手は真っ赤な血で染まっている。
そんななーにゃの手をみーおんは手で包み込んだ。


「なーにゃ、大丈夫だよ。…わたしがいる」

「みーおん…」

みーおんの手は暖かい温もりがあった。
そんなみーおんの温もりはなーにゃを安心させた。



そしてなーにゃはクソガキとドラフトの方へ振り向く。


「ごめん…」


「…大丈夫だよ。心配しないで。クソガキは元気なところだけが取り柄だから、気にしなくても大丈夫」



「おい、元気だけってどういうことだ!もっといいところあるだろ!」



「そんだけ叫べるなら元気でしょ」

ドラフトはクソガキに向かって言った。
そしてドラフトはなーにゃの顔をのぞき込む。



「大和田さんこそ、大丈夫なの?」


「全然大丈夫…」



「もう…なーにゃ!元気だして」



「うん…」



「……じゃあわたしたちは帰るね。大和田さんもクソガキもこんな状態だし。今日はありがとう。…また学校で」


ドラフトが言い、クソガキの手を肩に回し2人は帰っていった。



「…わたしたちも帰ろっか」


「そうだね…」