『ロンドン こころの臨床ツアー』
なかなか進まない放送英語Writing。ようやく#26.Unit6ではこんな一文が登場しています。Some people are pleased that it is now possible to watch TV on their cell phone.BBCのドラマ”SHRLOCK”では携帯電話のことを何と呼ぶか、ということが手掛かりになって事件が解決したことがありました。("The Hounds of Baskerville" )あるオジサンが、シャーロックに向かってこんなことを言うのです。Well, I knew his dad better. He had all sorts of mad theories about this place. Still, he was a good friend. Listen, I can’t really talk now. Here’s my cell number. If I can help, with Henry, give me a call.(拙訳:そうだな、実は彼の父さんの方をよく知っていたよ。やつはこの研究所のことについて、全くおかしなことを言っていた。でも、彼は私の友達だったよ。なあ、本当に今は話せないんだ。これが私の携帯電話の番号だ。もし私にできることがあれば、ヘンリーを助けるためにな、電話してくれ。)一方、バート(*)における、記念すべきシャーロックとジョンの初対面のシーン。シャーロックの台詞の中でこんな一文があります。Mike, can I borrow your phone? There’s no signal on mine.(拙訳:マイク、携帯電話を貸してくれ。僕のは使えない。)つまり、携帯電話をcellとよんだおじさんは、アメリカに住んでいた経験があるだろう、というところから、推理が進むわけですね。なお、バート、というのは、ロンドンはバービカン地区のセント・バーソロミュー病院の通称。『ロンドンこころの臨床ツアー』によると、イギリスで最も古い歴史があり、そうそうたるメンバーの医学者が活躍してきた場所。もちろん、ホームズファンにとっては、なにより、ホームズとワトスンが最初に出会った場所です。地図を見ると、セントポール大聖堂からそれほど遠くないようです。ロンドンは2回行ったのですが、残念ながらバートはまだ行ったことがない。今度ロンドンに行ったら、訪ねてみたい場所です。ロンドン こころの臨床ツアー/星和書店 ¥1,680 Amazon.co.jp *この本は、東大の丹野先生という心理学の先生が、ご自分の留学時代に撮った写真を並べて作った、ロンドン病院ガイドブックです。病院と言っても精神科が中心ですが、心理学や精神医学、ロンドンに興味がある人なら、かなり面白い。マニアックですが、お勧めです。