現役中古車販売店が教える
中古車購入する前に押さえるべき
失敗しないためのポイントを
おばあちゃんでも分かる様に簡単に解説
前回は【やろうと思えば自分で出来るもの】の中で
【名義変更】
について解説しました!!
前回の記事はこちら
今回は【やろうと思えば自分で出来るもの】の中で
【車庫証明】
について解説したいと思います!!
遂に、『一般的な自動車購入時にかかる諸経費』の解説も最終回になります
車庫証明
車を購入する際、日本のほとんどの地域で必要になる車庫証明。
こいつも我々業者からしても厄介な存在だったりします。
特に普通車の場合登録前に必要なため、車庫証明が出来ないために納車が遅れることもしばしば…
でもこの車庫証明は誰でも意外と簡単に取得出来ちゃったりします。
販売店によっては1万円~2万円の代行手数料を取られる場合が多いです。
ですがご自身で申請すれば普通車は2600円、軽自動車は2100円のみです。
ぜひ出来る方は挑戦して欲しいです…!!
ちなみに、私の店舗では毎年数十台の車庫証明を提出しています。
その度に1台辺り2600円印紙を警察署で買っていますが、一度も警察官が車庫を確認しに来たところを見たことがありません。
あの2600円はいったい何の代金なんでしょうね…?
車庫証明に必要なもの
本題に戻りますが、車庫証明に必要な物は下記の通りです
必要なもの
・車庫証明申請書…地元の警察でもらえます。
・保管場所使用承諾書または自認書…用紙は地元の警察でもらえます。
・地図と配置図…この用紙も警察署でもらえます。
基本的に以上の3点になります。
書類の書き方
次はそれぞれの書類の書き方について解説します
保管場所使用承諾書または自認書
【2-A】車庫が自分所有の土地や駐車場施設の場合は自認書に名前、住所、車庫の住所、田番号を記入するだけです。
【2-B】借りてる駐車場の場合は管理会社や大家さんに書類に記入してもらう必要があります。
これには管理会社や不動産会社によっては3000円とか5000円とかお金を取られる場合があります。
ハンコを一か所押すだけですよ?!そんな費用を払いたくない!なんて方に良い方法があります。
それは駐車場の賃貸契約書のコピーを提出すれば、保管場所使用承諾書の代わりになるのです。
これは覚えていた方が良いです。
ただし、注意点があります
多くの場合、駐車場の賃貸契約を数年ごとに更新されると思いますが、その更新時に新しい契約書を交わしていないケースがあるのです。
契約期間が切れてしまっている賃貸契約書は無効なのでご注意ください。
地図と配置図
先ずは地図、PCとプリンターがある方はグーグルマップ等で自宅と車庫の地図をプリントアウトして、自宅の場所と車庫の場所を解るように印を記入してください。
配置図は目の前の道路から駐車場の大きさまでを書く必要があります。
立体駐車場の場合は駐車場番号が必要になります。
書き方の例は警察署や、ネットで調べるとたくさん出てきます
いかがでしたか??
以上の3点をもって最寄りの警察署の車庫証明係に提出すると、地域に寄りますが平日3~5日程度で交付されます。
交付された車庫証明の1枚が陸運支局に提出する書類になります。
警察署に2回行かなくてはいけないので少しお手間ですが、平日動ける方はぜひ試してみてください
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担当 広瀬