申告納税制度最後の砦 | 税務調査110番!!肉体派税理士・渡邊勝也の税務調査対策blog

税務調査110番!!肉体派税理士・渡邊勝也の税務調査対策blog

渡邊勝也(税理士・税務訴訟補佐人)が、税務調査を前提とした税務調査対策の情報を更新中

国税庁において、査察は「申告納税制度最後の砦」です。

任意調査とは全く性格も対応も異なります。
任意調査でも、金額が大きい時は常に査察を視野に入れながら対応します。
何故なら、任意調査でも、金額が多額の時は、資料調査課調査・査察に報告されて、調査が切り替わる可能性があるからです。

その、査察調査の特徴とは

■内偵(情報担当)・・・犯則事件の証拠を収集する
実施(実施担当)・・・内偵に基づき犯則嫌疑者の居宅等の調査を行う
情報・実施担当を合わせると、一事案につき100人を超える査察官等が動員される
調査期間は半年を超えることも少なくない
一般調査とは比較にならないほどのコストをかけて調査を実施