仕事を終えて帰宅する。
疲労困憊で飯など作りたくなんかない…
わかります。その気持ち。
妻帯者なら手作りの夕飯を…
なんてこともあるでしょうが、その立場になければ、買うか作るかしなけりゃなりません。
私も慣れてはいますが「やってらんねぇよ!」なんて言う日が多々あります。
それでも自炊をします。
衣食住…
どんなボロ服を着ようと寒さを凌げればよし。
どんなあばら家だろうが雨露風雪を凌げればどうにかなる。
しかし、食は違う。
生ある者は食わねば死ぬし、素材やバランスも気遣わねば生命の危機を招くことがあると考えるからです。
なので前夜から下準備しながらでも、こんな食事を作ります。
近年は食育などと言う言葉が叫ばれますが、そんなことは私が幼少の頃など当たり前のことでした。
「僕…これ嫌い!」などと口にしようものなら
「じゃあ食べなくていい」と皿ごと下げられて次の食事まで食べられないなんてこともありました。
食べさせて育む…
健康に育てるだけでなく、人前に出しても恥ずかしくない大人にする躾だと思いますが、何と言っても飽食と言われ
子供が「お腹いっぱい」 と言えば
「じゃあ残していいよ」と簡単に許す親などをみていると、その子がやがて大人になり、自分が子を育てる時に親として何を示すのか懸念してしまいます。
この歳ではもう人の親になれるかわかりません。
しかしながら、生きて行く上で一番必要な食を軽視するような大人でいたくはありませんし、自らが作ることに少々こだわる大人の男がいてもいいかなと思う次第です。
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