やりたいことを全部やろう、

そのためには自分が自分の責任で

頑張るのが当たり前…!

 

そんな思想で走っていたら

謎の病気により強制終了となった、

前回の話はこちら▼

「いやな出来事=怖いものじゃなかった①」

 

 

 

*  *  *  *  *  *  *  *  

 

 
 

そうして学んだはずの私が、

育休から復職した時、どうだったか。

 

 

まだまだロールモデルの少ない会社で

花形部署に異動させてもらえて、

 

 

 

このチャンスをモノにできないと、

私のキャリアはここで閉ざされてしまう…💦

 

 

会社での女性活躍推進の期待を背負ってる、

できるかどうか人事部も見ている!👀

 

 

私が成功しないと、

後輩の活躍の道を閉ざしてしまう!🚫

 

今思うととんでもない自過剰)

 

 

 

 

…チャンスへの前向きな気持ちとセットで、

そんなプレッシャーとも戦っていた私⚔

 

 

 

 

夜泣き多めの睡眠少なめ、

つねに風邪気味の息子を抱えながら、

 

 

 

同じタイミングで異動した

できるだけ同僚から遅れたくない💦

 

 

上司や社内のみんなに迷惑かけたくない💦

 

 

お得意先さまやお客さまには

私の事情なんて関係ないのだから、

 

 

 

 

今だけは、私がなんとか

やりきるしかない…!!

 

 

 

 

…そう思って、

 

 

無理して、無茶して、

がんばって、がんばって、

 

 

 

 

鬱の診断書が下りました📝💉

 

 

 

 

立場もシチュエーションも違うけど、

 

 

今思えば、

完全なる

デジャヴ。

 

 

 

私は10年前から

変わっていなかったんです。

 

 

 

 

 

 

 

私はそれを、

 

 

「欲しいものを全部手に入れるなんて、

現実的には無謀だよ💀」

 

 

というメッセージだと、

受け取ってしまっていました。

 

 

 

 

「ママもキャリアを諦めなくていい✨」

 

「堂々と好きなことを選んでいい✨」

 

「愛したいものを、愛したい分だけ愛せばいい✨」

 

 

 

と日々発信している、

その信念に嘘はなかったけれど、

 

 

 

心の奥底には、

トラウマのように

この「教訓」が沁みついているなんて…。

 

 

 

いざ自覚すると

なんとも言えない気持ちになりますが、

 

 

それが事実だったと、

気付いてしまいました😭😭😭

 

 

 

 

 

…でも。

 

 

 

きっと、

そうじゃなかったんです。

 

 

 

 

「あなたがストイックなのは、

それをするのが楽しいから?

 

それとも、

バカにされたり否定されるのが怖くて、

必死に良く見せようとしているの?」

 

 

 

 

「ボロボロのあなたを見守る

お母さんの顔、見た?

 

本当にそれが親孝行なの?

ただの意地じゃない?」

 

 

 

 

「無理して業績出すのが

良いロールモデルなの?

 

あなたが尊敬している先輩や上司、

あなたが好きな会社、

 

いったい誰かが、そうしてあなたが

潰れていくことを求めているかな?

むしろ、悲しいんじゃないかな?

 

その努力って、

誰のためにもなっていないんじゃ

ないかな?」

 

 

 

 

あなたが一緒に幸せを夢見た

旦那さんのこと、幸せにしている?

なんで子供ほしかったんだっけ?」

 

 

 

 

「ねぇ、今、幸せ?

この延長線上にあなたの幸せはあるの?」

 

 

 

 

 

そうやって私に問いかけて、

幸せの道案内

をしてくれていたんですね、きっと。

 

 

 

 

 

 

教訓は、

 

やりたいことを制御して

まっとうに生きさせるためじゃなくて、

 

 

本当のやりたいこと、

本当のありたい姿に

気づかせてくれるものだった。

 

 

 

気付くのに、

めちゃめちゃ長い時間がかかりました

 

 

 

でも、これでもう、怖くない。

 

 

 

 

そして、

 

ここまでの長文を読んでくださった

あなたにとって、

 

このエピソードが幸せへの材料になれば

とても嬉しいです…💖