「そこから学んで行動をあらためよ」
と言われているような、
なにか良くないことが起きた時。
自分のことばかりじゃなくて、
もっと周りのことを考えなきゃ…
やりたいことは程々にして、
健康に気をつけなきゃ…
立場をわきまえて、
節度ある行動をしなきゃ…
そんな風に、
「良くない行いを正すもの」
「調子に乗った自分を制御するもの」
が、教訓だと思っていました。
…違った😢
「あなたの幸せはこっちだよ」
って、教えてくれるものなんだ…。
そんなことに、ふと気付きました。
大学生の頃、
学業も部活も諦めたくなくて、
でも親に負担はかけられない!
…と、腹をくくっていた私。
授業はフル出席フル単位、
準体育会系の部活、
その部活のために結構バイトもして、
毎日本当にへとへとで、
帰宅と同時に倒れこむような毎日を
送っていたら、
ある時、
ちょっと珍しい病気で緊急手術と入院。
ばっくりお腹を切って、
なーんにもできなくなりました🚑
「練習できないと周りから遅れちゃう💦」
必死に鍛えた腹筋も消えるなんて…✂️」
「大会もバイトも休んで、
皆に大きな迷惑がかかってしまった…☠️」
「授業に出られない…さよならオール5…
給付型奨学金もらえないかも…💸」
これまでの努力が水の泡になった
と絶望して、
病室でグスグス泣いていました。
でも…
そうなって初めて、
私が「必須」と思っていたものは、
必ずしも必要ではないことを知りました。
いろんな方の温かい助けに触れ、
休んでもどうにでもなることを知り、
そのプライドはいらないよ。
完璧にしなくていいんだよ。
人に甘えていいんだよ。
休んだっていいんだよ。
できないって、
悪じゃないんだよ。
そんなことを、知りました。
なんでも自分でやりきることは
素晴らしくないなんて、
プライドの高い私が、
普通に生活したままで
気付けるものじゃなかったんです。