こんにちは。水瀬まいです。
 

引き続き、今の私と"ℹ︎クリエイト"の

ストーリーをお届けします。

 

 

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『ℹ︎クリエイト"の生い立ち』

前回のストーリーはこちら。

①どうしてブラマネが『ひと』支援?

②ドン底ワーママだった頃

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思えば私は、
無意識のうちに"誰か"と比較して
自分を追い込んでいました。
 

子供を産む前の自分。
同じように働いてきた男性の同僚。
「ワーママ」だけが共通点の、
バックグラウンドもキャラも違う先輩方。
そして…ワーパパとして頑張っている夫。
 
 
そんな、比べても仕方ない人を見ては
「自分には至らない点しかない…」
「努力して変わるしかない…」
と踏ん張り続け、ついに倒れた私。
 
 
久々に、子供都合ではなく
「自分自身の体調不良」で会社を休み、
心療内科に駆け込みました。
 
 
診断結果は、鬱。
 

鬱ってどうするんだろう、
お薬だけもらうのかな。
もう1日だけ休ませてもらおうかな、
いや、ここは思いきって今週いっぱい…。
 
そんなことをぼんやり考えていた私に、
医師から思いがけない一言が投げかけられました。
 
 
「で、どうします?」

…?
どうする???
 
「診断書欲しければ、書きますけど」
 
……。
 
…………。
 
……………。
 
 
診断書をもらって、
私は、どうしたいのだろう。
 
分からない自分に愕然としました。
 

これを提出したら、会社は休める。
このハードな生活を抜け出せる。
 
でも、それで?
 
私は、一生休んで寝てたいわけじゃない。
元気になったら、どうするんだろう?
 
やっぱり、仕事はしたい。
 
でも多分、
診断書を出したら、
ずっと望んでいた商品開発はもうできない。

『やりたい』と思った他の仕事を
もらえる可能性も、きっと低くなる。
 
そして、時間の配慮と引き換えに、
あまり興味のない仕事をすることに
なるんだろうか。
 
「やっぱり産後の女性に
キャリアアップの挑戦は難しいね」
なんて思われて、
私の前例のせいで優秀な後輩たちの道を
閉ざしてしまうんだろうか。
 

・・・そんなの、嫌だ‼️‼️‼️
 
 
すっかり失っていた
「自分の意志」のかけらを見出した私は、
診断書の発行を断り、
 
結局休むこともなく、
翌朝出社したのでした。
 

まだまだ続きます♪
 
 
※鬱の症状、深度は本当に様々です。
また、基本的には「気の持ちよう」で
なんとかなるようなものではありません。
私自身はかなり軽度な初期のうちに対処したため
こうして持ち直しましたが、ここでは割愛している
少し重めの心身の不調もありました。
 
鬱を患っている方、周囲にそのような人がいる方、
どうかこの記事を元になにかを判断なさらず、
個々人に適切と考えられる対応をなさってください。