慶良間諸島おとこひとり旅|座間味島その4 | ワークライフバランスで行こう!

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~高月山からの夕日~


2015年12月4日。
高月山から集落まで下り、港で少し時間をつぶす。
民宿の久志パパと、宿でお友だちになったAちゃんとYちゃんと4人で、高月山に夕日を見に行く約束だったが、どうしても明るい時間に青い海を見たくて、ひと足先に登ってきた。
沖縄もこの季節、日が傾いてくるとさすがに半袖では厳しい。




二度目の高月山へ

約束した場所で待っていると、しばらくしてAちゃんとYちゃんもやってきた。
それぞれの行動を報告しあっていると、久志パパが運転するだいぶ年季の入った車が現れた。
早速、車に乗り込み、さっき歩いた高月山への道を登って行く。

この日はあいにくの曇り空。
雲の合間からオレンジのスポットライトが見える程度。
このブログのトップの写真のように、一瞬だけ夕日が顔を出してくれた。




絶品!ジーマミー豆腐の揚げ出し

早々に展望台から引き上げ、久志パパに食事ができるお店まで連れてってもらう。
着いた店は「まるみ屋」。
昼間に何度か前を通った場所だった。

AちゃんとYちゃんと3人で入店。
まずはオリオンで乾杯。



女子2人は定食をオーダー。
自分はみんなでシェアできるものをと、ジーマミー豆腐の揚げ出しを頼んだ。
イメージは居酒屋によくある揚げ出し豆腐。

で、運ばれてきたのがこれ。
ん?ひとり分か…
2人に申し訳ないと思いつついただく。
う、うまい♪
多分、今まで食べた揚げ出し豆腐の中ではダントツだ。
その感想を聞いた2人も、それぞれ追加でオーダーしたほどだ。



AちゃんのチャンプルーとYちゃんの刺身をちょっとわけてもらったけどどれもおいしかった。
お酒もすすんで、泡盛に切り替え。



そして、シメにソーキそばをいただく。
かなりのボリューム。



おなかも満たされて店を出る。
明日の朝食と民宿でのゆんたく用の買い出しをしようと、3人で105ストアに立ち寄る。
あわせて、久志パパに電話して迎えをお願いする。


久志で楽しいゆんたく♪

宿に戻ってきたら、お風呂の用意ができていた。
久志には離れにひのきのお風呂がある。
3人で相談の結果、かなり熱くなってるとのことで、自分がいちばん風呂をいただくことに。
いい感じの風呂場。
最高の風呂だった。



みんな風呂からあがってゆんたくスタート。
熱いお湯につかったあとの島酒。至福。



途中から、久志パパも合流。
久志パパからサンゴのかけらをつかったお題が。
サンゴのかけらを組み合わせて「久志」の文字を作るゲームだ。
いくつかパターンがあるが、言うまでもなく久志パパの「お気に入り」がその答えだ。
いろいろ悩んだ結果、自分が作った「久志」はこれ。
残念ながら久志パパのお眼鏡にはかなわなかった。
(正解は載せません^^)



このあと、4人で近くの港まで星を見に行った。
この日はイマイチだったけど、それでもすごい星の数だ。
久志パパが懐中電灯を使って、星を教えてくれる。

そのあとは桟橋の階段に座って夜光虫を見た。
久志パパが手で水面を掻くと、ものすごい数の夜光虫が青い光りを放つ。
こんな幻想的なものを見たのははじめてかもしれない。
ずっとここに座っていたいと思った。


「久志」というのは屋号だそうだ。
久志パパは「高江洲さん」というのが本名なのだが、集落には同性が多く、みんな屋号を持っているらしい。
正式には「癒しの宿 久志」。
居心地がよくて、ここにいると優しい気持ちになれる。
久志パパの小さいが大きな背中がそうさせてくれているような気がする。



つづく