こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
今、ちょっと大切な関係性のある人とシステムコーチングを受けておりまして。
最初は少しダメ元で軽い気持ちで提案してみたのですが、相手があっさりOKというので
回数が進んでくるうちに、自分の長年の思い込みに気づいたり
相手のことを知っていると思っていたのに、本当は何も知らないんだなということに気づいたり。
あぁ、もうこの人と出会って長いのに、こんなに2人きりで話したことってなかったなぁという経験をしております。
その人は私が何一つ持っていない”超高学歴”というものを持っています。
実際的にもたぶん賢いんだと思います。海外駐在経験も多数、英語はもちろん多言語も話します。
この圧倒的事実に対して、私はずっと直視できないでいました。
「頭いいだけの人ってさ、、、」みたいなエクスキューズをぼやいたり、
「偏差値ってただの一つの指標でしょ」
「学歴がいいからって、仕事で成功するとは限らない」とか。
まぁ、シャドーですわ。
羨ましい。本当はすごいと思っている。
でもそうなれない、私はそれを認めたくない。
いや、そうなりたいなんて思ってないし、私は別の道を行くと。
だからこそ、ちょっとでもその人が「ランク」を感じる言動をすると
「ほら、上から目線」
「その〜してあげてもいい」という姿勢がムカつく。
とシステムコーチングのセッションでは、初めて口にしました。
(ずっと思っていたけど本人に言ったことはなかったw)
そしたら、相手からもリベンジが帰ってきました。
「あの時、あなた(私のこと)は自分に向かってこんなことを言ったw 覚えてる?」
・・・・。
え。。
!?微塵も覚えてない。笑!私そんなこと言ったことあった!?そりゃ、傷つけたね。
ごめんなさい。
なんとなく、心の中で1%か2%くらいの古傷が昇華されたような瞬間だった。
もう過去のもので、そんなに大したことじゃないと思って放ってきたこと。
思い込みは、口にしてみると、
思いの外、蒸し返すのではなく、「昇華」できるものなのだ。
そしてお互い様なのだ。
そうやって、2人きりで向き合って対話をほとんどしたことのない私たちが
お互いの時間を埋めるように、ガチでお互いと出会い直した。
お互いの苦労や、年収変遷、失敗。
そんなことはちゃんと話したことがなかった。
いろんな対話を経て、分かったことがある。
私は、あの人と比較して劣っているところなんてない。
私はもう十分に自立して、あの人と対等に立てる存在になっている。
もう「負い目」を感じる必要はないのだ。そう自分に許可できた。
話さないから、ずっと過去のままの思い込みを持ち続けている。
きちんと「話していく」ということはお互いの関係性をアップデートすること。
あ、もうこの思い込みはいらない。
私の話しを、メモをしながら聞いてくれる、その人の姿を私は見たことがなかった。嬉しかった。
過去は変えることができないけれど、
今と未来は自分たちの手で変えることもできる。
一緒に何かプロジェクトらしいものが動いているわけでもなければ、
何かを絶対に前に勧めたり、解決しなきゃいけない問題が近々であるわけではない。
このままで、何か支障があるわけでもない。
だけど、本当にこのままずっとこのままでいいんだろうか?
話す頻度が少なすぎてはしないか。
そんな関係性だったのだが、システムコーチングを受けるという”口実”は
私達の関係性に偉大にも影響しているようである。
世の中の誰も知らないし、誰も気にしていないだろうが、
きっと私とあの人の間では、人生をひっくり返すくらいのインパクトが今内側で起こっている。