こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
Tグループというトレーニング聞いたことありますか?
南山大学の先生がやっておられる
人間関係トレーニング。
非構成(ワークとかがない)な対話型の場の中で
いかに人は人間関係を構築し、グループダイナミクスは生まれるのか
それを75分×13セッション(合計1000分近くも!!)5泊6日で行うのです。
この業界(対人支援のお仕事関連)
コンサルティング、組織開発、キャリアコンサルタント、コーチ、ファシリテーター
の中ではまあまあ有名ではあるんですが、かなりマニアックなやつ。(笑)
ある意味、これほどまでに「人にめっこり関わる」っていう逃げ場のない経験はないので
超体力も精神力も使います。人が怖くなる人もいます(笑)逆に怖くて行けない人もいます(笑)
でも同時に、人に関わる、人に踏み込むということは、
自分に関わる、自分に踏み込む、ということでもあるので
自分のいつもの思考の癖、対人関係の癖などもあからさまに出てきます。
対人支援なんて、一見おこがましいようなこのお仕事をしている人は
何様ですか?ということにちゃんと向き合い、素の自分というのを見つめる
そんなことをするので、「人間関係トレーニング」そのまますぎるこのネーミング(笑)
対人支援職の方は一度はお勧めします。
いやぁ、場が混沌とする時は、正直身体にもサインがでるので頭痛くなったりもします。
でも総じてどうだったかといえば、
非常にいい学びの時間だったと思う。
色々なワークショップや学びの場には参加しているけれど、
「何を学ぶか」「何をするか」というパーティクル(事柄)に忙しいので
結局のところ、自分のありのままのコミュニケーションパターンに気づくとか
そういうことはあんまりできない。
そういう意味では、生身の人間である他人と、自分に起こる非常にリアリティのあるところから学びに変えられる貴重な時間という感じ。
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私はそうだなぁ。
参加者の皆さんは、
・コンテントではなくプロセスも見るというのは、
2次元が3次元になる!ってほど世界を見る目が変わる!
・自分が強くもっていた信念を手放すってことが、本当の自分を信じるってことなんだ
・自分がどう考えているか、本当はどう思っているか、言ってもいいんやぁ!という気付き
・人に本当に聴いてもらうという体験って、想像以上にパワフル
・「何もできず立ちすくんでいる自分がいる」って言っていい。
・自分たちは何者か、それを言葉ではなく体感できたとき、グループダイナミクスってホントに起こるんだ
・何も関係性のなかったグループ、そしてグループは対話により成長するということ
・何をするか、よりも、「今」何を感じているかを言葉を超えて、共有することこそが大切
・違いを超えて分かり合うとは、何をすること以上に、何を意図するか。
こんな声が多い感じもしているが
目からウロコな学びの体験という意味では新しさはなくて、
私の場合は、コーチングの文脈とシステムコーチングの文脈で触れてきているなという感じ。
うむむ、これをもっと広い多様性のある場でやったらどうなるの?
ってことに興味が向いてたりもしてます。
(例えば、多国籍、多宗教、多民族、様々なジェンダーなど)
でもそんな自分も含めて
自分のことを教えてくれるのは
周囲の人、彼らとの同じところや、
違いから自分がわかる。
だから感謝があり共に生きる意味がある。