欲望の時代の哲学〜マルクス・ガブリエル日本を行く〜 | ステップファミリー×組織開発

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どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。


こんにちは。

Co-leadersのSHIHOです。

 

NHK BSでこんな番組をやっていたのをご存知でしょうか?


欲望の時代の哲学

〜マルクス・ガブリエル日本を行く〜

https://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2018-07-15/11/16491/2225584

 

 


ちょっと気になった場面を抜粋。
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渋谷

ここはまるで資本主義の心臓のよう

人の欲望と欲望が重なり合っている

 

 

「意味の場」が現れ交差する

無限に複雑で、決して統一などできない。

 

 

コンピュータシミュレーションの中に生きている感覚、日本は完璧なシステム。

人がシステムの部品のようにも感じる。

 


資本主義の世界では人間とシステムが逆転してしまう。


「シンギュラリティ」

日本には2つものが混ざり合っている。

秩序のような静けさと

クレイジーな混沌と。



シンギュラリティ(Singularity)とは、未来学上の概念の一つである。端的に言えば、再帰的に改良され、指数関数的に高度化する人工知能により、技術が持つ問題解決能力が指数関数的に高度化することで、(頭脳が機械的に強化されていない)人類に代わって、汎用人工知能あるいはポストヒューマン文明の進歩の主役に躍り出る時点の事である。Wikipedia より


 

表面的には瞑想的な穏やかさを装っているけど

中身は穏やかじゃない。

 

日本における多くの会話やコミュニケーションには見えない壁というか、「防壁」ファイアウォール」がある。

 


都市では、人々は淘汰されて、適者のみ生き残る

東京での生存競争は壮大な争い

まるで戦争のよう。

 

 

こんな社会ができあがったことは、

本当に驚くばかり。

文化、経済システム、政治的な達成、

 


でも間違いなく抑圧的。

 



「悪には2つある」〜シェリング〜

●構造を破壊する混沌の悪

 

もうひとつは

●構造に宿る悪。


 

あまりに完璧な秩序は「悪」。

 


日本は哲学者にとって興味深い場所。

 

静寂が叫んでいるよう。

一見矛盾しているようで、

末端は繋がっているのかもしれない。

 


日本に張り巡らされた網の目は窮屈かもしれない

だが。そこにある見えない壁(ファイアウォール)を乗り越えないといけない

 

日々、家族でも、友人でも

冷笑的で反民主的な態度に出会ったら、

ノーと言おう

みんなと違っても言おう


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本当にその通りだなぁと思っていて

あなたの中に抑圧していることはなんですか?


あなたとの大切な関係性の間に、

抑圧していることはなんですか?


あなたの所属する組織の中に

確実にあるにもかかわらず、ないものにされている抑圧されている声はどんな声がありますか?


あなたのとりまく社会の中で

確実にあるにも関わらず、

ないものにされている抑圧されている声は

どんな声がありますか??




なんで満員電車で通勤する必要があるんだろう?

なぜ成績がいいといいんだろう?

会社に入ったら気に入られて出世する必要があるのか?

誰に評価されると幸せになるんだろう?

どんなことでも構いません。





聴いてください。






是非聴いてあげてください。





その小さな小さな声が

これから向かう世界への

大切な扉になります。



そこが入り口です。