こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
ワークショップを企画する時、
組織開発として企業に入る時、
常に葛藤することがあります。
「こんなことが起こるといいなぁ、こんな人に対して、こんな変化が起こるといいなぁ」
そういう意図をもって場を創る時、
ある意味、そうなるように意図的に場をデザインすることがあります。
今の時代、完全に出来上がった答えを
「はいどうぞ」とお伝えして
有難がっていただける時代ではなく、
自分たちのチカラでその学びの到達にいきつくというプロセスを設計するという仕事。
「対話」を通じて
学び合いのプロセスを共有するということ。
ここが、セミナー講師としてなのか、
ワークショップを創るという仕事なのかで
微妙だけれど、大きく違う点なのかなと思います。
半分は、価値提供として考える必要がある部分。
半分は、すべてが予定調和であれば、私の仮説通りにしか変化が起こっていないということで
自発的な創発性のある場が生まれていないということ。
一方で
人は不確定要素の高いものには、お金は投資しないというのが従来の考え方。
「こうなります」という予測が見えてこそ、お金を払おうと思うもの。
でもそれを言わない。
「あなた次第です」なんて言う。
だからこそ、相手は、いったいどうなってしまうんだ?ということに不安でなかなか決められない。
だから、私の仕事は換金化・値段設定が難しい。
でもこういう時代に、こういう仕事に出会ってしまったのだからしょうがない。
売り込んで売れる仕事ではなく、
「未来が見えないけれども、そのプロセスをたどる価値がある、気がする」
という方がお客様なのだと思う。
しかも、苦い顔をしながらw
企業も個人も。
組織の中のパンドラの箱を開けに行く覚悟をした、組織。
離婚調停中だったり、離婚間近でも
今だからこそするべき対話は何か、という夫婦。
みなさん、共通するのは、
「”システムコーチング”を受けたいのだけれど、
相手になんて言って説明したらいいですか?」と聞かれます。
不思議な職業だ。まったく。