「朝は寝たい
もし早めに起きたら、洗濯物とか
やらされるんだろーなぁ」
ポロっと溢れた旦那の本音。
プチっ💢
"カッチーーーン"
『嘘でしょ?
今まで嫌な顔せずやってくれたじゃん
嘘だったん?
嫌ならイヤって言えばいいのに。
え、でもホース繋いでボタン押すだけだよね
誰も起きてこないから
私その20分前には
1人で起きて、3人分の朝ごはんして
手が回らないからお願いしてるのに!?
と思いながら、
こんな些細なつぶやきにキレる必要はない。
と自分をなだめてた。
でも、ジリジリ怒りが込み上げてきた。
旦那はさらに続けた。
「更にでいうと、
朝はもっといろんなもん食べたいんだよね。
果物はそんなに食べたくない。」
立ちくらみがしたw
はーーーーー!?
僕は適応力高いから合わせられるよ
なければないでいいし、
あったらあったでいいし。
って聞いてましたけど。
今まで、なんでも包含して
受け入れてくれる旦那さん、
それがデフォルトだと思ってた。
我慢してたなんて、ショック、、。
そこまで聞いて、涙が出て、
でもその涙は
出ていい涙な気がした。
知らなかったことを告白されたことで
今までの私はなんだったの?
という当惑と否定された感じの痛み
でも同時に、彼の出たがっていた
本当の声が出せた時。
「じゃ、もし私がいなかったら、息子と2人でどんな朝ごはんにしたいの?」
「ねー、、お互いが好きなものを食べて、一緒につくる。」
・・・。
「、、、じゃ、週の半分はそうやって。」
涙はまだ出ていて、
正直、"よかれと思ってやってあげてる"
というのは時に刃になる。
相手は全くもって期待してないし、
しなくていいとすら思ってるのに、
一方で、私は
よかれと思ってるから、感謝すらしてほしいと思っていた。
こんなに大変なのに!って主張して。
あぁ、これ
私がされて一番嫌なやつ、
恩着せがましい、、、ってやつ
私やってたんだぁ。。。
あぁ、ヤダヤダ。
今までの頑張ってきたことが
報われない痛み、
無意識に期待してたのに、勝手に裏切られた絶望に痛みがあり
涙はでてるけど、
涙は涙として流したい感じ。
なんで泣いてるのか聞かないで、
流したい過去の涙として
スッキリするために流れ出てるだけ。
だって、悲しいけど、
こっちの世界の方がいい。
私も犠牲心から、誰かのためによかれと
行動する必要はないし、
感謝の押し付けもしたくない。
同時に、みんな何が食べたいのか
私1人に押し付けず、
自分で起きて作ったらいい。
朝自分の食べたいものを食べる
手間や時間もちゃんと分かったらいい。
そして、みんな
自分で自分をご機嫌にしたらいい。
私は母親という役割に
勝手に囚われていた。
私がよかれと思い、行動し
結果たいして喜ばれもしてないなんて
それこそ、悲劇。
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朝起きたら、
旦那が息子にこう言った。
「今日は僕が朝ごはんつくる。食べたいものがあるから。◯◯も、自分の食べたいもの一緒につくろ。何食べたい?」
「ぼく、ホットドッグ🌭」
「じゃ、ウィンナー焼いて、パン焼こう」
・・・
ジューー、ジューー🍳
「え、ママいつもこんなことやってるん?」
「そうだよ。」
この台所での旦那と子供の会話を
私は寝室で聞いていた。
あれ、私が食べたい朝ごはんってなんだ?
フルーツが好きな息子に、ホットドッグが食べたい、味噌汁が飲みたい、と言われるままに作ってきたけど、私も、私と繋がってなかった。
私は本当は、朝ごはんに何食べたいんだ?
私が願っている世界は、
私が朝ごはんを3人分作って
2人が美味しいと言って感謝して
食べてくれることじゃなくて、
家族それぞれが
役割とか当たり前に迎合せずに
自分が感じてることを
ちゃんと言葉にして行動に移せる
リーダーであること。
WANTを出すことは、
誰かのせいにできなくなるから
面倒臭いんだけど、自分に嘘ついてまで
飲み込んでたら、カラダが腐る。
母親だから朝ごはんを用意しなきゃとか、好きなものを用意してあげる、という
誰かのため、母親だからという
外側からのニーズじゃなくて、
自分の喜びに繋がってやる。
旦那も同じ。
私が手荒れしないように
水回りは自分がやるというニーズは
一見優しくて紳士的だけど、
相手に感謝の押し売りをするなら要らない。
誰かに洗われるより、
自分で洗う方が安心するから洗う
ならば洗えばいい。
自分の正直さにつながるということを
一番大切にした
家族でありたい。
うちの家族の新しいフォーメーション。
試してみますか。
母親たるべき、やーめよっと。
そう、
"役割が固定化すると関係性は疲弊する"
だったね。