先日幸せな親同居のための10のコトというエントリで家族間のイライラ、ストレスの対処法について触れました。
偉そうに書いている割には、私もまだまだ修行中の身。昔はそんなことを考える余裕すらなく正面からバトルを繰り広げていましたが、今はイラっとはすることはあっても、一呼吸おけるくらいという感じです。
で、子供を見ていても同様に、言われたことに反応してキーっとなったりすることもあるんですね。それで、息子に話をしてみました。
「ばあばが怒っている時は、なんでかな?って考えてみよ」
「ばあばは本当はどうしてほしいのかな?」
「ばあばが怒っている時こそ、ばあばにありがとうの気持ちを考えてみよう」
「みんな怒る気持ちがある時は、
~してほしいっていう願い事があるんだよ。」
分かるかなーなんて思いながら、私がじっくり話をしている時は結構聞いてくれる息子。伝わったでしょうか。
ある日、
ばあばの私に対するお咎めがだんだんエスカレートしてきた日がありました。私も聞きながらイライラが募ります。
と、そこへそのやりとりを聞いていた息子が私に囁くのです。
「ママ、昨日言ってたこと!思い出しな!」
!(◎_◎;)なんとビックリ。
伝わったどころか、私が気付かされちゃいました。自分ができていても、できていなくても、そうやって周りに伝わることで、気付かされることもあるんだ。
息子よ、凄いじゃないか。
ママはお陰で、そうだった、そうだったと立ち戻ることができたよ。ありがとう。
いつの日かお友達にも教えてあげて。
敵対する気持ちのままでは、自分の望む関係性は決して得られない。相手を打ち負かしてやろうという気持ちで、打ち負かされる相手はいない。
北風と太陽なんだ。