今年は弟が入籍しました。
今月は結婚式です。
ふと、言葉にしてみたいなと思って綴ります。
小さい時はいつも、強気で眉毛があがっていて、悪さをしてゴジャゴジャの怪獣みたいな存在でした。
でも、負けん気が強くて、いつもお姉ちゃん(私)のマネをしてピアノもお勉強もいつも覚えが早くて、私が4つ年上じゃなかったら絶対に追い抜かれていました。それに加えて、私が不得意なスポーツでも頭角を表し、水泳では選手コース、サッカーになかなか今思っても万能の子で、いつの間にかぜーんぶ抜かされて、その要領のよさに嫉妬しました。
残された私は、唯一ファッションセンスと恋愛についてしかアドバイスできなくなりました。(今はそれも…笑)
夫婦や結婚についても大それた事は言えません。
でも、私が弟から学んだことがあります。
それは、合気道の精神でしょうか。
弟は合気道を大学から10年くらいやっています。
相手がかけてきた力を相手の力を利用して逃がす、ということ。
正面から体当たりでぶつかることしか知らなかった不器用な私は、そんなのは逃げだと思っていました。
でも、この精神は私がコーチングを学ぶようになって少しわかった気がします。
向き合わなければいけないのは、自分の恐れに対してであって、他の誰かではない、ということ。
こうであるべきだ、
こうじゃないといけない、
それを持てば持つ程、
相手に刃をむけることになる。
どんなことが起こっても、いかに自分のココロが平静で、満たされているか、それが最も大切なこと。自分が満たされて自信とともにいると、相手にも優しく思いやることができる。
そんなことを弟は言葉にもしないけれど、そんなことを在り方から学んだ気がします。本人そのつもりもないかもしれないけど。ありがとう。
最も幸せな今を
生き続けていけますように。
結婚おめでとう。