最近は研修絡みの話がよくでます。コーチング研修、営業研修、ビジネスマナー研修、etc。そんな中で出てきたキーワード「アサーティブ」。
聞いたことありますか?アサーティブコミュニケーション。
最初の説明でスッと入ってくると自分のボキャブラリーに入るんですけど、最初がよくわからないと、なんか聞いたことあるワードで止まりますよね(笑)
アサーティブ・アサーション、実は適切な日本語ってないみたいです。
とある研修会社の講座の中では「積極的に関わること」などと訳されていましたが、正直ピンときませんねー。
アサーティブという言葉は、私もそんなに馴染みはなかったのですが、私がしっくりと腹落ちした捉え方は「自分を大事にして、他人を大事にする。互いを認めるコミュニケーション」
そうなんです。まさにアシュラワーク
の世界観と同じ。そして、コーチとクライアントの関係性とも同じ。
そんなうまいこといくの?
理想はそうだけど、理想だよね。
そんな声もありそう。
いや、みんな認めてみんなと仲良くならなくてもいいんです。
私は先日ある方とプロジェクトの方向性の違いから、ノーディール(取引しない)という方法をとりました。私はこれを大切にしたい。あなたはこれを大切にしたい。じゃそれぞれのフィールドで活躍しましょう!ということ。
それもアサーティブ。
我々の生きているストレス社会、これが実現されたら、きっと今より200%くらいは生きやすくなります。逆に言うと、そのくらい日常の世界ではそれが難しい。
●相手の行動に揺さぶられ、強い怒りを押し付ける(激怒)
●相手の行動に揺さぶられ、自分を閉じ込める (呑みこむ)
●相手の行動に揺さぶられ、表現はしないけれど、「嫌」な感情を出す(悪口・陰口)
そうそう、よくあるでしょ?こういう感情の扱い方なんて実は誰も教えてくれないのです。でも、社会人になって「自分の好きな人とだけ付き合う」関係性ではなくなると世の中ほとんどの問題はこのような「人間関係」です。
これは万人が学んだ方がいいですね。
私はコーチングに興味を持ち、この世界が好きだと思ったのも、まさにこの「アサーティブ」な関係を人と創るから。上下や、評価判断ではなく、率直に、本気で関わりながら気持ちがいい、それなんです。
コーチングの学びを深めると、どんどん周辺の知識を耳にする機会が増えてきて、こんなアプローチもあります。
●NVC(Non Violence communication)
●アンガーマネジメント
母親として子供を怒鳴りつけてしまうコミュニケーションもそうだし、部下に「何でそうなんだ!?」と怒ってしまうコミュニケーションもそう。結果を残す人でもこの部分が下手な人は世の中にたーっくさんいます。
でも大丈夫。アサーティブな人は周りから大切に扱われるし、人が集まるので、結果的にアサーティブは伝染します。
もしあなたがアサーティブな関わりをするようになると、周りもアサーティブになっていくのです。だからどんどん生きやすくなるってこと。
この概念を取り入れて、日常で使ってみるとビジネスでも、生活でも、変化が起こります。
勿論、コーチングという文脈で体感してみたい方は、更にパワフルにそれを実感できます。
この概念を取り入れて、日常で使ってみるとビジネスでも、生活でも、変化が起こります。
勿論、コーチングという文脈で体感してみたい方は、更にパワフルにそれを実感できます。