少し前にエントリしようと保存していた記事です。
ゼミの後輩が今年Mステに初登場。
人生で大事なことを教わった。
10年位前の私は
就職活動の優等生で、
人より先にアンテナを張り、
インターンに励み、
積極的な学生で、それが自信になりグループディスカッションが得意でした。なんだか動けない人や夢見て就活しない人をどこかで、価値観の違う人として、軽蔑していたかもしれない。
その間も後輩達は、ミュージシャンになる夢を諦めず、ずっとバンド活動をしていた。
私の中では、
やりたいことが明確でも
食べて行けないのはNOだと思ってた。
就職して2年目くらいの学生時代の飲み会にも、夢見てバンド活動やっていた彼らは来なかった。
自分の道は正しく、彼らの選択は間違っていたのか!?
私は就職してどれだけ自分らしく歩めてきただろうか。本当の意味でキャリアアップなんてしてたのだろうか。積み上がっていそうな幻想は、産休育休で吹っ飛び、もはや何を築いてきたんだろうと、自信も失った。
信じれられるかどうか。
相手をではなく自分を。
10年経ってやっと分かった。
今やMステにも出演し、海外公演もしちゃうビッグになった後輩たち。
明確に、夢をポイントし歩んできた、
本気。
目の前のレールの上でいかに優等生ぶっていても、所詮視野は狭い。
優秀であるかではなく、
自分であるか。
沈んで、味わって、浮上した今だから
自分の未熟さを感じられるのかもしれない。なんて奢っていたのだろう。
今なら、人を評価判断することも
必要以上に自分を小さくすることもなく
彼らを讃えて拍手を贈ることができる。
では、もし彼らがMステに出てなかったらどうなのか?
周りがなんと言おうと、自分が自分のことを信じてあげられているなら(そこが一番難しいだろうが)それが一番尊いこと。
10年経って
大事なコトをおしえてくれてありがとう。