東洋経済 ワーキングマザー特集 | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。Work & Life coaching★SHIHOです。


今週発売の東洋経済「ワーキングマザー特集」もう読みましたか?


ちなみに、同時期に出ている日経ビジネスも同じような特集です。


(なかみもかなり被っていてダブルであおっている感が否めません)




東洋経済 約40ページにわたる大特集です。


大学生の頃からこのテーマの特集はチェックしていた気がしますが、


今回の特集は特大だと思います。




おなじみ小室淑恵さん、1995コンサルタントの山口さん、駒崎さん、ファザーリングジャパン、


DeNAの南場さん、シェリル・サンドバーグ、内永さん、3歳児神話、クロスカンパニーの時短正社員など


「ワークライフバランス界」のフルメンバーだと思います(笑)






でも、読んでいてすごい疲労感。。。


そしてそういう「女性活用ランキング」みたいのを見たくなくて


私はそういう中から一歩外れて、「私の幸せ」の中で生きていたい、と思った。






この疲労感、、、なんでだろうと考えてみました。




<なんでもVS仕立て>


●上司VSワーママ


●バリキャリママVSゆるキャリママ


 バリキャリでいっても、子供が肥満やグレたら「ママがフルで働いているせい」


 ゆるキャリでいっても、会社のお荷物?VS他の社員からのクレーム


●時短、時短ってワーママをターゲットにした商品が出るけど、本質?


<生産的な話というより過酷さを助長させるあおり感>


●クオーター制の賛否 ※クオーター制とはポジティブアクションとして女性役員の割合を1/4以上にするという制度




結局「うわー、ワーママってやっぱり超過酷。ワーママを雇うって大変、、、だけど世界からみた日本としては雇わなきゃいけないの?」


みたいなトーンになっている気がして、なんだかなーという感じでした。




でも、この議論10年前でもやってたんです。もっと特集は小さかったけど。


当時は「あ、小室さんだ」って取り上げられているのが嬉しくて、その記事の内容にだけ共感して


広がる予感を感じていた一女子でした。




・・・10年前でも小室さんは同じこと言っていた。しかも女性目線だけではなく、


介護の問題も必ず出てくるから、男女みんなの問題なんだって。




そこから、何も進んでないんだなーって。




VSの構造になる前提として


●男性社会


●残業の恒常化


●育児は母親という偏り




これが崩れない、崩せない。


でも対立していたら、GDPを底上げする女性の戦力は活かせない。


そろそろ、みんなで本気の未来の話をしましょうよ。