うまれる上映会にいってきました。
この映画が伝えていること。
それは「あなたを選んでうまれてきたよ。」という、体内記憶からも伝えらられる、使い古された言葉。
そしてその記憶は嘘でもいい。
でも、この言葉にどれだけ支えられ、ママ自身が肯定されたことだろう。
DVを母親から受けたことがあり、いい母親になれるのかと不安を抱いている母親、出産予定日にお腹の中で亡くなった子の母親、18トリソミーで産まれてきた子の母親、未婚の母、みんな大変な過去を抱きながら、今があり、子供がそれを受け入れてくれる。
それだけで、ものすごくパワフルで、感謝に満ちている。
子供を授かることを諦めた女性が、産院で医療のサポートをしているという方には、頭があがらない。
母親は、自己肯定の源に子供がいる。その存在なしで、自分を受け入れて、自分だからこそできる貢献をしている。
八方塞がりの状況でも、いいんだよ、大丈夫だよと受け入れてくれる存在は何者にも変えられない。
そういう状況から、出産をした人は、
責任の重さに潰されそうになったり、思い通りにならない大変さを感じる毎日でも、揺らがない。
当たり前にある幸せの中に、感謝を忘れそうになっている人達に、伝えたいメッセージがたくさん詰まっている気がする。
今日の一日を大切に生きる。
だから、私はママの蘇生をやりながら
この映画に出会ったのは必然だと思う。
是非、各自治体で上映会が企画されています。皆さんのお近くの上映会を探してみてください。
なければ、企画しちゃうのもありだと思います。