今日のキーワード:

【一文一内容】

文書作成の際、

1文に含める内容を1つだけにする、

という方法。

気楽にイメージを吐き出したドラフトを、

一文一内容を使って磨き、

曖昧なイメージの原木の中から、

適切な概念を彫りだしていく、

という用法が効果的。

 

【解説】

最終版まで一文一内容、

という意味ではありません。

文章を磨く場合のツールの1つ、

という意味です。

 

特に、盛り込みすぎでわかりにくい、

と思う部分の見直しに使います。

例えば、

言い訳が入っている文章です。

「本来A部がすべきところ、

慣れない当部が対応したので時間がかかったが、

こんなにうまくいった。」

この長さなら、まだわかりますが、

同じような文章が複数、

それぞれに言い訳が含まれている文章が、

複雑に絡んだ長文が産まれてしまうことがあります。

 

そのとき、

言い訳部分と、

本来の地の文を分け、

しかもそれぞれをさらに一内容ごとに切ります。

単語での箇条書きでも良いですね。

 

要素が見えたら組みなおします。

ほら。すっきりしました。

 

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