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【百点を狙わない話法】

苦情対応に際し、

「納得」を狙うのではなく「諦め」だけを狙う、という話法。

納得するはずがない相手を納得させようと、

無理することの危険を避ける。

納得させることを業務としてきた営業経験者にとって、

特に重要。

 

【解説】

苦情客もお客様ですから、真摯に耳を傾けます。

けれども、絶対に納得しない場合があります。

謝罪させ、慰謝料をふんだくろうとしているような場合です。

やるだけやれば、後はお断りするだけです。

お断りを納得するはずがありません。

また、納得の100点を狙うと、

余計なことを言いかねません。

馬鹿と言われようが、なだめすかされようが、

お断りの言葉だけ繰り返します。

営業としてはギリギリの60点でも、

絶対に納得しない相手のときは満点なのです。

 

ただし、「お断り」だけにするかどうかの判断は、

慎重に行ってくださいね。

 

※ 法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。

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