携帯から御覧の場合、構成上読みづらい部分があります。ご了承下さい。
コラッ!よしゆき!!
みなさん、こんばんは。
今日は、「少林寺の秘宝」 の続きとなります。
初めての方は先に、こちら を読むことをお勧めします。
で、一応「少林寺の秘宝」 の続きではあるのですが、途中までは、
んん?どこが続きなの??
と思われるかもしれませんが、最終的にはうまく着地する予定です。
あくまでも「予定」ですが、、、、。
あと、ちょっと長くなります。
ひとつ、お付き合い願います。m(_ _ )m
☆
☆
☆
自分が小学生の頃、漫画雑誌で一番人気だったのは何と言っても
「週刊少年ジャンプ」
でした。
その頃はまだ「ドラゴンボール」 は始まっておらず、「Dr.スランプ アラレちゃん」
でした。
「シティハンター」はまだ「キャッツ・アイ」で、
「セイント聖矢」は 「リングにかけろ」
だった。
あと、「魁!男塾」は「激!極虎一家」だったかな?
「こち亀」と「キン肉マン」はすでにやっていたと思います。
まぁ、大体そんな感じだったんですが。
ある時、漫画界を揺るがすような作品の連載が始まりました。
いや、漫画界などという枠には留まらず、当時の日本中の少年達に一大ブームを巻きおこしました。
のみならず、世界中に影響を与えた作品です。
おわかりですか?
じゃ、一応ヒントね。
かの有名な○○プレイヤーの「メッシ」も、この作品に影響を受けて○○をはじめたそうです。
もうわかりましたね??
では!
一緒にその作品名を叫んでみましょう。
いいですか?
いきますよー。
せーの、
キャプテン翼!!
そーです、「キャプテン翼」です。
あ、よしゆき君は分からなかったでしょ?
別に気にしなくていいんですよ?
最初から期待してませんから!
とゆーことで、それまであまり注目されていなかったサッカーが突然大流行しました。
全ての小中学校で「サッカー部」や「サッカークラブ」が設立され、
男子のほとんどは、一度は入部した経験があるくらいです。
少なくても、うちらの学校ではそうでした。
そうなると、昼休みのボール遊びも激変します。
それまで昼休みの定番と言えば、
1位 十二虫 ← 知っている人いますか?
2位 ドッチボール
3位 四天王 ← これもローカルゲームですかね?
だったのですが、
嵐のようなサッカーブームの前にあえなく消え去りました。
昼休みになると、高学年の男子は一斉に校庭に飛び出します。
目的は当然、サッカーです。
今の事はよくわかりませんが、その当時は大体1クラスで男子が25人位、
そして、1学年7クラスくらいあったと思います。
で、クラスごとで2チームに分かれて対戦します。
それはいいんですが、さっき言ったように一学年7クラスあるんですよ?
一応、「4年生以上」 でくくったとしても、
1クラス × 2チーム × 学年7クラス × 3学年
となり、
結果、
一つのグランドで40チーム以上が一斉にサッカーで対戦をする
という超カオス状態になってしまいます。
なんせ数百人はいるんですからね?
周りは人、人、人!
はっきり言ってまっすぐ走ることすら困難だった。
そんな状態でのプレーです。
まず、ドリブルが出来ない!
味方がどこにいるかわからないからパスも出来ない!
誰が敵で誰が関係ないかもわからない!
そもそも!
俺らのボールはどれじゃい!ヽ(`Д´)ノ
それはそーだ。
一つのグランドに数十個のボールが行き来しているのだから、、、、、。
そんな状況で毎日行われるカオスサッカー大会ですが、それでも楽しかったんですねー。
なにしろ、皆「大空 翼」 になりきってましたから。
この時代、友達のいない子は一人もいませんでした。
なにしろ、
「ボールは友達!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」
が合言葉でしたから。
当時、家の中でもサッカーボールを手放さない子供達が激怒したお母さんに起こられるのは
日常茶飯事の出来事でした。
少しでも仲のいい奴はみんな「岬君」だったし。
でも相手も自分の事を「岬君」と呼んでるんだけど。
しかし、いつの時代もマイノリティってのは存在します。
ほぼ全ての少年達が「大空 翼」だった時代、
「石崎君」のせいもあってディフェンスははっきりいって人気がなかった。
やはり、みんな花形であるフォワードをやりたがります。
で、クラスでサッカーをするときは基本的には、
誰もが認めるサッカーがうまいやつ
が、当然フォーワードの座につきます。
あと、発言権がつよい奴とかも優先的に人気のポジションに選ばれます。
で、非人気のデフェンスはおとなしい子たちの常駐ポジションとなってしまうのです。
その中でも、キーパーは一番人気がありませんでした。
だって、暇だから(ノ_・。)
しかし、彼の出現によって全ては変わります。
彼の名前、それは、
若林源三
小学生にしては渋すぎるその名前とありえないくらい大人なキャラクター、
そして、圧倒的なスーパーテクニックと数々の名台詞によって、
それまでは、サッカーにおいて窓際職であったキーパーにあこがれる少年達が現れたのです。
そう、フォワードが全員「大空 翼」だったのに対して、
キーパーは全員「若林 源三」だったのです。
そんな中で行われる昼休みのカオスサッカー。
「少林寺戦士」 であったKマンは当然、 フォワードで「大空 翼」になりきってました。
右に左に、最早、群集と言ってもいいような人ごみを華麗によけながらゴールを目指します。
そして文字通りディフェンダーの群れを抜け出しゴール前にせまり、
お約束の
「岬君!」
パスもしないのに叫び、シュートの態勢に入ります。
あとはキーパーとの勝負だ!
きめるぜ、稲妻シュート!
が、
しかし、
そこには、
20人以上の若林源三が俺を待ち受けていた
それはそうだ。
約20チーム対20チームでの対戦だ。
当然キーパーも20人くらいいる。
で、このカオスな状況だ。
当時、キーパーをしていた奴らは誰が敵で誰が味方もわからない状況でゴールを守らなければいけなかった。
また、「若林源三」のプライドとして絶対にゴールを許すわけにはいかない。
そのためやつらは
「来るボールはすべて防ぐ」
という方法を徹底していた。
Kマンの右足から鋭いショートが放たれる!
しかしボールは、余所見をしていた、たぶん若林8号くらいあたってころがっていく、、、。
こんなの決まるか!ボケェェェェ!!ヽ(`Д´)ノ
それでも楽しい昼休みのサッカーでした。
☆
☆
☆
5年生の頃だった思います。
当時、自分らの学年は問題児が多いということで色々とあったりしました。
まったく迷惑な事ですね!
で、その中でも「5組」 は特にやんちゃな生徒が多く問題学級だったのです。
あ、よい子のKマンは違うクラスですよ、もちろん。
そして、その5組の担任の先生があの
五十嵐先生 だった
自分はクラスが違うので後から5組の友達に聞いた話です。
ある日の事です。
いつもの様に、授業中にも関わらず5組は大騒ぎ。
誰も授業を聞いていません。
そして、その時の先生が五十嵐先生でした。
五十嵐先生はいつも気難しい顔をしてはいますが、物静かで、決して声を荒げたりするタイプではありません。
何が先生をそうさせたのでしょうか?
積み重なったストレスのせいでしょうか?
いくらいう事を聞かない悪がき共にキレたとしても、その選択肢はどうなんだ?
と疑問に思わずにいられません。
五十嵐先生はまったく授業を聞かずに騒ぎ続ける生徒達に向かってこう叫びました!
「お前らの好きなサッカーで勝負だ!!」
シーーーーーーーーン!
いつも物静かな五十嵐先生の口から出たとは思えない、意外すぎる言葉に生徒一同唖然としてしまいます。
しかし、きっと「ナニか」が降りたのでしょう。
あきらかにドン引きの生徒達にはかまわずに五十嵐先生は熱く叫びます!
「先生が勝ったら、おとなしく授業を
受けろ!もし!お前達が勝ったら
好きにしていい!!」
一瞬の静寂の後、生徒達の歓声が爆発します。
こうして前代未聞の
生徒 VS 教師 のガチサッカー勝負
が開かれることとなった!!!
☆
☆
☆
生徒 VS 教師 のサッカー勝負! といっても、
数十人対先生一人では勝負になりません。
話し合いの結果、
PK1発勝負
となりました。
生徒代表がキッカーでシュートをして、
キーパーの先生がそれを防げば勝ちって事です。
生徒代表はA君です。
サッカー部で実力もありますが、
なにより、
彼が5組のボス
でした。
この事実は大きいです。
ボスである彼を抑えれば今後のクラスの行く末も変わるかもしれません。
そしてなにより、
彼らの大好きなサッカーで力を示せば、
「五十嵐センセー、いままでごめんなさいー!!・°・(ノД`)・°」
と、まさに「キャプテン翼」のようなスポ根展開が待ってるかもしれません。
まぁ、五十嵐先生がそこまで考えていたかどうかは定かではありませんが、、、。
サッカーのPK戦では、ボールを蹴るキッカーの方が断然有利です。
何故?といわれれば、至近距離から蹴られたボールから守るには、ゴールが広すぎるからですね。
つまり、それだけを考えればA君有利なのですが。
五十嵐先生は前にも言った通り長身です。
背が高い、手足が長い、それはキーパーにとって大きなアドバンテージになります。
そしてなによりも、ここは小学校です。
グランドに設置されているサッカーゴールも小学生用に作られています。
つまり、
小さい
のです。
そして、相手は小学5年生。
いくらサッカーが得意とはいえ、ゴールに突き刺さるような勢いのボールが蹴れるわけもありません。
以上の条件を鑑みると条件は五十嵐先生が有利だと判断できます。
しかし。
だがしかーし!
賭けているモノの重みが違う。
失うものが大き過ぎる。
生徒達はたとえ負けても、結局特に変わることはないだろう。
むしろ笑って済ませるのではないだろうか、ただのレクレーションの一つとして。
失うものなんて特にない。
しかし、五十嵐先生は違う。
もし負けたら、、、、、、。
今、この文章を書きながら自分でもぞっとしてしまうくらい怖いぞ!
まず!
一人の男として!
そして大人として!!
小学生とガチ勝負して負けるのは純粋にキツイ!!!
そして教師として!
「負けたら好きにしていい!」
といってしまった手前、
絶対に!
負けることは出来ない!!
ある意味、教師生命を掛けた五十嵐先生の一世一代の勝負が始まった!!
本来なら勝負の実況中継をしたいところなのですが、残念ながら自分はこの名勝負?を
見ていないため出来ません。
よって、
ずばっと!ヾ(。`Д´。)ノ
結果を報告しちゃいます。
心の準備はいいですか?
いきますよー?
ほ、本当に結果を言っちゃうんだからね!?
結果
五十嵐先生の
負け
何度も言いますがこれはあとから聞いた話なので自分は直接見ていたわけではないです。
でも、その時の光景がありありと想像できます。
大はしゃぎする数十人の生徒達、
そして、がっくりとうなだれる五十嵐先生。
子供というのは純粋な分、ひどく残酷でもあります。
その後の五十嵐先生はさぞつらかったでしょうね。
ってゆーかつらすぎるだろ!
次の日には全校生徒が知っていたからな、この話。
あまりにつらすぎるこの話。
当時、小学生の自分達も少し恐怖を覚えました。
いくら憎っくき五十嵐先生といえど、これは悲惨すぎるな、と。
そこで、少林寺のメンバーがポツリと言いました。
これって、少林寺の秘宝の呪いじゃね?
それだ!((>д<))
五十嵐先生は以前、我が少林寺の秘宝を奪い去るという暴挙を犯している。
全員が納得した。
五十嵐先生は呪われてしまった!
恐るべし!少林寺の秘宝!!
おわり


