伊藤史子(いとうふみこ)です。
2020年。
今年は忘れられない年になりました。
本当なら、2度目の東京オリンピックに湧き、日本中が暑い夏を熱く過ごしていただろう2020年。
折しも、1964年の東京オリンピック生まれの私。
生後2ヶ月でオリンピックを見てました。
今年のオリンピックは生では見には行けないけども、やはり楽しみにしてました。
しかし・・・
2月。
他人事くらいに思っていたコロナ。
それがオリンピックも延期になり、この1年を大きく変え、当たり前が当たり前でない時代になるとは誰が思っていたことでしょう。
このような時代が来るとは。
私の講座はこれまでもZOOMがかなり増えていましたが、3月~5月いっぱいは全てZOOMでの講座になりました。
そして・・・
6月から新大阪でも講座を再開しました。
9月のある日、ビジネスブログ講座受講者の一人がある方のリーフレットを持ってこられました。
リーフレットでにっこり笑ってる方は、偶然、私の知り合いでした。
でも、そのとき、驚くべき言葉が。
この方、コロナで亡くなられたのです・・・
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信じられませんでした。
受講者の方は私とその方が知り合いとは知らずに持って来られてたのです。
だから余計に驚きました。
私は起業2年め、講座やセミナー・ランチ会によく参加していました。
その当時は、アメブロ界隈ではお茶会やランチ会がかなり盛んだったと思います。
あるランチ会に私は定期的に参加していました。
それは、単純に楽しかったから。
その方もそのランチ会によく参加されていたのですね。
その1年は何度かその方にお会いしてました。
その方がコロナでなくなっていたなんて・・・。
SNSではコロナに対する意見がたくさんあふれていました。
自分の周りになった人はいますか?
亡くなった人はいますか?
などなど。
私も他人事みたいに考えていました。
そんなにコロナを恐れすぎてもなあ、くらいに思っていました。
その方は、その少し前にご結婚されてました。
私もfacebookでたまたまそれを発見し、「おめでとうございます!」というメッセージを送ってました。
そのまさか。2週間後くらいに・・・。
コロナを本当に身近に感じ、怖さを知りました。
お元気だったころにクラウドファンティングで、本を出版することが決定していたそう。
その夢を叶えるよう、ご遺族の方が動いていました。
↑のリーフレットは、亡くなる前に作成されたもので、そのクラファンの案内でした。
にっこりと笑っておられるリーフレット・・・。
先日、本が届きました。
私自身、ランチ会で、そのネタですごく楽しませていただきました。
「今度、お店、遊びに行きますね」と言っていた「今度」。
今度は、いつかは、もう訪れない・・・。
今も信じられません。
ひょこっと「ジョーダンやん。死なせんといてーーや」とお顔を出すような気がします。
だから、ブログに「誰」と特定するのはやめようかと思ってました。
でも・・・
やはりその方の残された証。
Amazonでもありましたので、貼っておきます。
amazonの本の紹介欄にも、本にも訃報には触れていません。
だから、なおさら嘘であってほしいと。
でも、嘘ではない、本当のこと…ご遺族のブログ記事です。
3ヶ月たち、やっと心が落ち着き、なぜかきょうブログに書く気持ちになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
伊藤史子