モトチャンプ全国大会
台風で雨予報の生駒スポーツランド
とっても行きたくなかったけど重い腰を上げて行ってきました。
リンダに4stチャレンジをさせて3年目
タペットクリアランス調整すらままならないリンダに
何を教えるでもなく、ただひたすらワタクシのやっていることを横目で見ていたとおもいます。
さすがにエンジンを組めとは言わないけど
それ以外のことは一通りできるように成長してくれました。
今回の大会もワタクシは現場では一切手出しをしていません。ワタクシが思い描いているパワーフィールを自分なりにセットしていったと思います。
レースウィークの公式練習
本人曰く、まわりがドライコンディションのベストタイムを目指して励んでいる中、超神経質なリンダは翌日のウエットを考慮して、ウエットタイムでのライン走行やサスセットを繰り返し準備を進めていました。
予選
圧倒的パフォーマンスを持つマシンを駆るリンダ
それが故に平凡なミスをしてしまわないような重圧
雨なのでゆっくり行きますねと言い残してコースへ
八分くらいの力で走行、特に最終コーナーなんかアクセル開けてません。それでも2番手は死守。
まだまだいけるけど何があるかわからないのでと本人弁。
決勝
展開は見えていました。唯一怖かったのは接触や差された時の転倒。スタートさえ決まればと
前戦の桶川でスタートミスをして焦って勝手に転んでレース台無しにした悔しい思いをしたのも功を奏して
バチっとスタート決めました。
あとは冷静にいつも通り淡々と走るだけ。
キャップが外れ、防水機能を失ったメーターは機能せず、走行タイムもわからずペースがつかめないリンダは
毎週のように後続との間隔を見ながらの走行になってしまいました。
それでも今回は冷静沈着に物事が進み、一度もトップを明け渡すことなくゴールを迎えました。
今年で現役を退くリンダ
来季は開発と全日本のメカニック
そして、秋ケ瀬の全国大会での電撃復帰みたいな感じで行こうかなwww
とりあえずアジアには旅行がてら夫婦で行ってもらいます。
震えながら見ることもままならないマーリを横に
そしていっぱいの涙を浮かべた顔が印象的でした。
良く成長しました。お前が日本一だよ!リンダ
GP3
GP3計画のその後
前半戦を終了して色々と見えてきました、全日本一年生のWJです。
エンジンに関してはストック仕様でほぼイコール。ライダーの技術が試されます。
でも、その前にやはり軽量クラス、体重やら体格やら左右されます。
2st125時代から変わっていないジオメトリー、成長したトラには少しばかりきつそうです。
右京君のKTMやmoto3 RWと比べても車格はどうなんだろう?劣っているのでしょうか?
トラには窮屈なライポジを解消すべく、MRT3計画はスタートしました。
あっ、あくまでワタクシの趣味の範囲です。
少しばかり仕事に支障をきたしましたけど(^^;
まず第一にマフラーの取りまわしを決めました。次にそれを施工するためRサスの移動、それに伴いリンクの変更、でやっぱりスイングアームの製作、てな感じでほぼリヤまわりを変更しました。
プレスで作っているHRCとは違い、ひたすら炙って叩いてで作ったスイングアームと超々ジュラルミンの7075のインゴットからの削り出しリンク、moto3風にしてみました。
車高調整もラクチン。でも手間暇かかってます( ̄O ̄;)
メインフレームは新品からリアサスマウントのみ追加、部材はフレームに合わせ7N01インゴットからの削り出し、時効強度の問題があるので早めに終わらせておきたかったので小改造です。
今回のマフラーはmotoGPで採用されている超耐熱チタンを使用しました。少々材料がお高いです。(・_・;
もともとのキャスター角やリンク比などを崩さないディメンションで
トラに合わせシートフレームを作成、窮屈なライポジから解放させました。
後半戦に向けて、トラ自身が欲する足回りを作るべく頑張ってみました。あとはね本人がどれだけ自分のものにできるか、というよりどれだけ自分で足を作っているかにかかっています。
カーブを頑張れる車両のベースはなんとか出来ました。バンク角も以前よりイケる感じになったはず
トップエントラントと比べると非力は否めないけど、カーブで頑張っててっぺん目指してね!
メインフレームがまだ出来ていないので
MRT3-β1としておきますwww