本日の記事です。
類友の法則、というのがありますように、
自然に同じような似た人々が
引き寄せられるようになっています。
それは、当然であり自然なこと。
この原理からして、
よく、一部の自己啓発の中には、
お金持ちになりたければ、
お金持ちと付き合え、とか
一流と付き合え、といった教えが
言われているのかもしれません。
結論から言えば、
あながち間違いではないとも言えます。
マインドを学ぶのに、
何十冊の本を読むよりも、
自分がやりたい!と思っていることを
既に叶えた人と一度会う方が、
かなりのインパクトと、
自分の凝り固まった観念の破壊が生じ、
その後の生き方に大きな影響を
受けることがあるのは確かです。
しかし、”付き合い”となったら、
どうでしょうか?
付き合い、というのは、
一回会う、ということではなくて、
友達や知人として付き合う、
という意味で本日の記事は書きますね。
同じレベルになりたい、と
思っていたとしても、
違う者同士が付き合う、
というのは、本当に大変なこと。
つまり、経済的な格差がありますと、
付き合い続けるのが、
実際問題、経済的に苦しいと言えます。
なぜならお金が追いつかないからです。
例えばですが、パートの主婦が
お金持ちになりたいから、
お金持ちと付き合おうとした時に、
背伸びをして、リッチなセレブマダム
のような人と付き合えば、
ランチ代は1万円、一杯のコーヒーを
飲むのでさえも、1500円。
相手の持ち物は、ブランドものばかり。
そんな状態であれば、しょっちゅう
あって気軽にランチをしたり
お茶もできないかもしれません。
これでは金銭的のみならず、
精神的にも疲弊してしまいます。
お金に関して一番良くないのは、
負の感情がお金に関して付きまとうこと。
ですから、疲弊のエネルギーが
現実化してしまうようになります。
では、相手がいつも
ご馳走してくれるなら
いいでしょうか?
ビジネス上であれば、
それはよくあることですから、
ご馳走になってばかりいても
問題ないことですが、
利害関係のないただの付き合いで、
もしずっとご馳走される立場でしたら、
潜在意識に、どんなことを
刷り込むことになるでしょうか?
それは、自分はいつも
「ご馳走になる人」つまりこれは
お金を自分は支払わない、
支払えない、ということを、
無意識にインプットしていることに
なりかねません。
「お金を出さないことへの心地よさ」
が定着してしまったら、
「自分で払えるようになりたい」
という気持ちや真の豊かさから
離れていく一方なのです。
「身の丈」という言葉がありますが、
それに収まってしまうことや
これ以上経済的に豊かになることを
あきらめる必要はないですが、
少しずつ少しずつ階段を登るかのように、
マインドを変えていくことが必要です。
ワンランク上の人と付き合い、
苦しくない程度の付き合い
であればいいかもしれません。
ですから、しっかりお金の収支を計算して、
自由に使ってもいい範囲で、
思う存分心地よさ、時々贅沢、
豊かさを味わって、それを経験し、
インプットしていけばいいのです。
知らない世界に、たまには身を置くことで、
これまでの観念が壊れて、
次の世界を目指すことはよくあること。
自分の誕生日に1年頑張った
自分プレゼントとして、
気分が上がることをする、などのように
ステージアップをしていけばいいです。
無理して背伸びして、
苦しいのにお金を使うことで
自分の経済感覚が壊れて
しまいませんように。
決して、
「お金は使えば使うほど入ってくる」
などのようなことを
やみくもに信じてはいけません。
”投資”という意味で、
使えば入ってくることもありますが、
やみくもにそれをやっても
入ってきません。基本、
お金は使えばなくなる。
・・・です。
一部の自己啓発やスピで
お金は使えば入ってくる、を
闇雲に信じ、感謝をやめたりして
苦しい思いをした人々を
何人見てきたことか・・・
しかし、出せる時に、
そう出しても問題ない時に、
心地よく送り出し、また巡り巡って
戻ってっくる、という意味で、
使えば入ってくることでしょう。
お金は、お金持ちでも、
そんなになくても仕組みは同じで、
ただの循環なのです。
パイプが太いか細いかの違いで、
自分の目の前をどれだけお金が
流れていくかの違いだけです。
経済が追いつかないのに、
お金のある人たちと
同じような使い方をしても、
入ってくるどころかなくなっていき、
そのうち苦しくなっていき、
その苦しさが刷り込まれたら
苦しい現実が待っているだけです。
起業が流行り、
会社員をやめた人たちが、
金銭的に苦しくなり、また
就職活動をした人々や実家に戻った人が
たくさんいました。
会社員をやめてもいいくらいの貯蓄と、
将来の事業計画などがある方は
それをしても大丈夫ですが、
不安の種が少しでもあるなら、
現実的に収支を計算して、
自由に使っていい分のお金で、
贅沢を楽しむことがオススメです。
お金に関して、
1ミリも負の感情が表れない仕方で
使っていけたらいいですね。
そして、背伸びなんてせずに、
経済的豊かさを得たいならば、
今から自分の出来る範囲で
他の人に与える人になる。
潜在意識に刷り込まれる情報は、
「他の人に与えられる豊かさが
自分にはある」ということで
それが現実化していくのです。
最後に・・・
経済レベルが少しずつあがっていけば
付き合う人も知らないうちに
少しずつ変わっていくことになります。
ではまた明日。