今日は満月ですよ

 

 

 

先日のカオラボplus+の集まりで

ちょこっと話した内容を

今日はブログ記事にいたします。

 

 

これまでもちょくちょく

頂いていた質問なのですが、

SNS起業された方はよく

年収や年商をSNSのに書く人が多いです。

さて、書いたほうがいいのかどうか?

 

 

年商、年収が高くなると

わーい!やったー!とか思うのか?

数年前からSNS上でアップしていたり、

本のタイトルや帯にも書かれていたり

することを目にするようになりました。

 

 

それを書く理由は、

「私、儲かってまっせ!」を

アピールすることで、その人が

ビジネスに関係する商品、

例えば、講座とかセッションなどを

提供している場合、読み手は

「私も受ければ同じようになれるかも!」

と思わせる集客のためと、自慢のために

書く起業家や起業女子がいます。

 

 

そうした年収年商を書くことに

危険があるかどうかは、

よーーーーーく考えれば

わかることなのですが、

うれしくて書きたい衝動と

ビジネスの宣伝のためだ、と

いう間違った思い込み故に書いて

しまうかもしれません。

 

 

 

十数年前には、

男性イケイケ起業家の人々が

それらをキャッチにしていました。

 

 

数年遅れること、起業女子たちも、

月収◯◯◯万円突破ー!とか

年商が数千万円になりましたー!

とか、本のタイトルや帯キャッチにまで

なるようになりました。

 

 

最近は「億」がどーだらこーだらと

書く人々も増えてきました。

 

 

それを言うことで、

人々の注意を引くようにしている

のかもしれませんが、

個人的な感想としては、

品がないように見えます。

 

 

出版でも使われるキャッチに

なっています。

たぶん帯にその金額を書くなら

通常なら、確定申告を提出してもらうなど、

その数字が真実かどうかの

証拠を提出しなければ帯に

書けないものですが、それを

やっていない出版社もあるようです。

 

 

昨今、アクセス数も盛ったまま

なんの証拠もないのに、何百万アクセス!

と嘘の数字を帯などにしている

出版社もみかけます。

 

 

 

さて、高額な年商や年収を書くことの

危険のいくつかについて。

 

 

まず、自分の稼ぎがこんなにあるよー、

ということを書きますと、

誰かに妬まれます。

 

 

SNSでひけらかしている

ブランド物やファーストだの

ビジネスだのスイートだの…

その人々のお金で贅沢していることが

読み手には伝わります。

 

 

妬まれると、その人のブランド物や

遊んでいるものまで経費にしているのでは?

と思われて、税務署に情報提供

されたりなどの危険があります。

 

 

国税局や税務署は、

そうした第三者からの情報提供を

随時受け付けており、妬んだ相手は

その年商やら年収やらを自慢げに

SNSに書いている人を、

脱税しているかも、などのように

情報提供する可能性があります。

 

 

となりますと、そこから

税務署から目をつけられ、

すぐには調査が入ることはありませんが、

数年泳がせられたりするそうです。

 

 

税務署は、ブログの内容や

その他SNS内容までもコピペして

あると聞いたことがあります。

 

 

たとえば、起業女子たちは

数字を盛るのが大好きですね。

それで稼いでいる風を見せます。

その稼いでいる風を集客に使うのですね。

偽りでも。それをブログに書いています。

 

 

例えば、一人あたり3万円のセミナーで

10人しか来なかったのに、

数を盛って50名集まりましたー、

とブログに書きますと、計算上は、

3万✕50名で150万円の売上となります。

 

 

実際に、10人しか来なかったのに、

50名なんて書きますと、税務署は、

150万円の売上があったのに、

実際の申告ではそのセミナーの

売上は、30万円としか書いていない、

「はい、脱税ですねー」となる

可能性もあると聞きました。

 

 

なので、数を盛るのも危険ですが、

さらに危険なことは、

私、年商数億円です!と書くことで

そこに寄ってくる人々は、

お金が大好き、中身なんてどうでもいい

その人の本質も関係ない、

そのような金金思っている浅い人々が

どんどん寄ってきます。

 

 

そしてそういう人々の本質は、

その相手がどういう人であろうが

お金が入ることに興味があるので、

その人のところに行って、自分も

お金が入ってくるようにならなければ

速攻その人から離れます。

 

 

ただ離れるだけならいいのですが、

今度はあちこち悪口を触れ回られたり

などの危険もあります。

 

 

つまり、どういうことかと言うと、

リピートされないビジネスモデルを

構築していることになり、

次から次へと集客に追われてしまう

大変なことになります。

 

 

大きな稼ぎを叩き出している人は、

公に自分の収入を言いません。

クローズドの場では言うことがあっても

SNSなどで言うことは、今はもう

時代遅れになっています。

 

 

ちょっと話が変わりますが、

随分前に、東京のハイブランドのお店で

時計を買ったことがありました。

 

 

そのときに、私が仙台から来ている、

と言いましたら、そのブランドの

赤い袋ではなくて、真っ白な袋に

入れてくださったのです。

 

 

私は「はて?」と思ってお店の人に

通常の袋ではない意味をお聞きしましたら、

新幹線や飛行機などの公共の移動手段で

帰る方の多くは、ブランドの袋ですと

目立ってしまい、盗難の危険もあるので

白い袋を指定される方も

いらっしゃるとのことでした。

 

 

このたとえで何を言いたかったかと言うと、

お金がある、と周りからわかると、

いろいろと狙われる、ということです。

 

 

怪しい投資話もありますし、

仮想通貨、先物取引、

または人から利用されるなど

怪しい人びとも寄ってくる可能性も

あるということです。

 

 

なので、年収、年商を書かないほうがいい、

ということなのですが、

それよりもそれを書いている時点で、

品性という意味ではどうなのか?

 

 

読み手にはどう見えるのか?

という客観的な視点を持つのも

大切なのかもしれません。

 

 

お金で客引きしても、

本質で選ばれていないならば、

仕事を続けるのは大変だからです。

 

 

何かを学びたいと思ったときに、

よくお伝えしているのは、

その人がもっているものも、

地位も名誉も実績も全部

なくしてその人を見たときに、

何に魅力を感じるか?ということです。

 

 

ではまた明日。

 

 

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仙台店、明日21日空いています。

アロママッサージで癒やされてください。