12月27日に買った正月用の
菊がまだ活き活きとしています。
菊って本当長持ちしますね。
※お知らせ
カオラボplus＋のメンバー様へ
昨夜、メールを送っております。
＝＝＝
今日は取り留めのないことなのですが、
ちょっと息抜き記事で父のことを。
年末年始、結局雪がすご過ぎて
実家に帰省しませんでした。
その時に、自分の家族のことを
いろいろと思い巡らしました。
母が亡くなってから、
母を心から尊敬するに値する
人であったということが
今更ながらわかったり・・・
精神的自立をしていて
働き者で、弱き者に優しく忍耐強く・・・
あ、でもこれは直接母に伝えました。
私がそれを伝えた時、チョロっと
涙していました。
いなくなってわかる偉大さ。
余計にいいところが浮き彫りに
される気がします。
父も母が亡くなってから
ずっと母を誉めています。
生きている時に聞かせたかった。
皆様は、ご両親はご健在ですか？
いらっしゃる方は、今のうちに
両目を開けて、観察して
いいところを見てあげ、
それと感謝を伝えられたらいいですね。
話は変わりますが、
私は今季の冬、クリスマスも
年末年始も仕事をしていて
通常通りの生活で、結局
すべて一人で過ごしました。
これまでにないくらい通常運行。
30代の時、もしそのような
過ごし方をしていたとしたら、
なんと寂しい人生なのだろう…と
思ったかもしれません。
ところが、こうして、
人の成長に関わる仕事をしていますと、
それどころか、一人で執筆しているのも
充実していました。
そして、年末年始だからと言って
「帰ってこないのか？」など、
誰も言わない家族に対して、
愛着がわきました。
あー、なんて、あっさり塩味
ラーメンみたいな、
面倒くさくない関係が
本当に楽チン！！
今まで、どこか心の中で
年末年始は実家に帰らないといけない、
と思い込んでいましたが、
考えてみたら、それぞれの
一人時間を楽しんでいる
家族のことを誇りに
思ったくらいです。
あ～、私の家族って
なんて付き合いが楽！
父もきっと晩酌しながら
一人でRIZIN見てただろうな、
と想像しました。
格闘技好きなのでね。
で、このブログを書く、
１時間前に父から
電話があったのです。
父「おうっ！生きてたか？」
私「生きとるわ！」
それがね、電話をしてきた理由が、
父が私の夢を見たそうです。
私が、誰かにさらわれて
いなくなる夢だそうです。
ウケる。53歳女性さらわれる。笑
「もしかして、詐欺にでもあって
身ぐるみ剥がされて、一文無しに
なっているとかはねーか？」
などのような心配をいつもしています。
身ぐるみ剥がされるって、
いつの時代のことやら 笑
「いらぬ心配しないで」、と
言いたいところですが、
離婚してから、父はいつも、
「近づいてくる男には気をつけろ！
お金が目当てだから！」と
言う父の気持ちが
わからぬわけでもなく、
少なくともそういう人も
やはり過去にはいたわけで。
こうして、意外に娘のことを
いつも頭の片隅で
心配しているのかもしれません。
「年末年始は雪がすごかったから
帰らなかった」と言いましたら、
「危ないから帰ってこなくても
いいから」と。
昨日、車の免許書き換えで、
講習に行ってきたそうですが、
田舎なので、車は必須。
と言っても、もうその辺しか
いかないのですが、
車検が今年でなくなると
言っていたので、
「じゃあ車、買ってあげるから」
と言ったら、えらく弾んだ声になって
「え？ほんと？中古でいいから
ハイブリット車がいい！
日産ノートとかいいらしいぞ」とか
子供みたいにはしゃいでました。
もうリサーチ済み。
車検があと１年残っているけど、
もう、買い替えを提案しました。
少しでも長く新しい車に
乗れたほうがいいから。
このワクワクがまた
免疫力上げて、元気の源になり
長生きすると思うので、
とりあえず、リサーチしてて、
と伝えました。
父の小さな小さな趣味は、
広告をカタログのようにとっておいて、
それを眺めるのがスキらしいです。
私の子供の頃、全く同じでした。
カタログが好きだったのです。
お金を稼げるようになった
一番の喜びが、こうして
家族や関わる人々に、
躊躇なくお金を使えることです。
こうしたことも
仕事のモチベーションに
なっているのですね。
私の家族は、誰一人
お金に興味も執着もなく、
お金をあげる、と言っても
断られるくらいです。
母もそうでした。
自分のために使いなさい。
何かの時のためにとっておきなさいと。
欲のない人たちばかりです。
母が亡くなった時に、
私があげたお小遣いが
そのまま出てきました。
ためていたんでしょうね。
あげる時には、新札で
あげていたのでわかりました。
孫にあげた分以外は、
とっておいたのでしょう。
貧乏性だったので、
自分のために使うことが
ありませんでした。
父が若かった頃、
お金の使い方は、派手で、
周りの人々に、自分のお金がなくても
どんどんおごって、いつも
母に怒られていました。
母も、困った人にいつも
お金をあげたり、お金を
貸したりしていました。
自分もあるわけではないのに・・・
しかし、父も母も晩年は
お金持ちではなかったですが、
一切、お金に困ることなど
ありませんでした。
なぜなら、私がいたから。
電話で耳の遠い父と
話していると、どんどん私の声が
大きくなり、乱暴な話し方に
なるのですが、電話を切った後、
クスッ！と笑えて、小さな
幸せを感じました。
まだ、親が生きていること、
今となっては嬉しいです。
昔は、父には全く興味もなければ
亡くなっても泣くことなど
ないだろう、と思っていたのに。
残された間できるだけ父に
喜んでもらえるような
何かを与えられたらいいな、
とつくづく思いました。
父に残された期間は
あと何年か、全くわかりませんが、
できることを考えたいと思います。
年老いた両親には何をしてあげたら
喜ぶのでしょうかね？