2020年カオルンダー12月号より
20代と言ったら、たぶん
このブログの読者さんたちの
お子さんの世代だと思います。
もし、私に子供がいたら
そのくらいかもしれませんね。
軸もなく、ダメダメだったあの頃、
20代の自分に言いたい事、
という視点で今日は記事にして
みたいと思います。
もし、自分が20代の時に、
自分より先行く人生の先輩に、
これからのアドバイスをもらえたら
うれしいだろうな…と想像します。
私の場合は
親にアドバイスどころか
褒められもしなかったですし、
逆に、あまり叱られもしない。
放任でした。
評価のない家庭で
育ったのが幸いして、
他人からの承認も評価も
気にしないというある意味
のびのびした人間に育ちました。
しかしながら、
20歳から40歳までの20年間は
全く想像できないような
しがらみと、苦しみの中で
生きてきましたから、
そんな自分に向けて言いたいことを
書きます。
20代は、どんな苦しみも
悲しみも、何一つ
無駄になることなどない
貴重な時期でもあります。
その苦しみを、苦しかった、
で終わらせなければ、
のちの30代、40代は賢く
生きられることでしょう。
必ずや、そこから「教訓」を
取り出してみてください。
私たち大人は自由であり、
自由意思もあり、誰の目も
気にせずに生きればいいです。
親の責任下から外れ、
自己責任で選択し、行動し、
行動の責任を取る、という
大人になったのですから。
そして、ものすごく周りの人々の
目を気にしたくなるかもしれませんが、
自分の人生という土俵に
他人を乗せてはいけませんし、
周りの目は気にする必要は
ありません。
「変わり者」と呼ばれるくらいが
成功する可能性も大です。
なぜなら、成功者はほんの
1％以下の人々で、その人びとは
ほとんどのケースで変わり者です。
周りと違うから、
成功しているのです。
周りと同じ感覚では、
周りと同じ結果しか
得られないのだから。
そして、20代は
どんどんお試しの時代です。
どんどん試して、たくさん失敗して
その失敗から学べば、早いうちに
自分なりの成功法則が出来上がります。
20代は、失敗とそこからの学びの
繰り返しです。それでいいのです。
20代で何の失敗もなく
うまくしか行かなかった人は、
もしかしたら、のちに痛い目に
遭うかもしれません。だからこそ、
若いうちの苦労は買ってでもしろ、
というのが先人たちが残した言葉
ですが、あながち間違ってないような
気がします。
私の身の回りの、
40代、50代以上の人々で
成功している人たちは、
若い時にほとんどの人が
お金のない苦しみ、人間関係での
大変なこと、とにかく
苦労が多かった人々です。
ですから、最初のうちに
そういう経験をしておくことは
知恵がつき、人生の後半戦で、
それらが糧となり成功する
可能性が高まります。
失敗しないように、
とあまり気をつけないことです。
気にすると、大きな行動が
できません。
20代は、経験が全てです。
経験から、自分データが出来上がります。
なのに、その貴重な時代を
人の目を気にする、失敗を恐れる、
そんなことをしていたら、
何も得られるものなどありません。
20代は、大きな夢を抱き、
たくさん失敗して、たくさん
学ぶチャンスだからです。
伸びしろ大きめですから。
そして、心からオススメしたいのは、
英語を学んでください。
私もその時に、今ほど学んでいたら
こんなに苦労しなかったのと、
これからの時代、英語のほうが
いち早く世界の重要な情報が
入ってきます。
学ぶお金がないなら、
独学でも学べます。
自己投資するなら、英語を
心からおすすめしたいです。
そして、それを使うために
海外旅行をしてください。
外の世界を見てください。
（コロナが落ち着いたら）
それにより価値観が
壊れるかもしれません。
さらに、海外良さがわかったり、
逆に、日本という国が
いかに素晴らしいか、
ということがわかったりします。
さらに、好きなことを
バカみたいに極めてください。
〇〇バカ、と呼ばれるほど、
それに没頭して、極めること。
それがビジネスにもなります。
読書の習慣も持ってください。
成功者のほとんどが
読書の習慣を持っていますが、
知識が身につき、それを
適用した時に、知恵になります。
そして、その蓄積された情報や
知識が潜在意識に落とし込まれて、
それが直感につながります。
最後に、お金の使い方について。
アドバイスするとしたら、
ぜひ、お金は体験に投じてください。
誰にも奪われることのない
知恵と経験を蓄積するために
使ってください。
年齢に不釣り合いなブランド物や
着飾る外見的なものなど
あまり価値がありません。
最後の勝負は、
自分の本質だからです。
今は、本質があらわにされる
時代に突入しています。
ハイブランドを若い時から
持ちたがるのは、日本人くらいです。
まだまだ中身が伴わない
20代のうちは、ハイブランドの
パワーに負けてしまうのです。
自分で稼げるようになってから
持つ意味があるのが
ブランド物です。
「名のとおったブランド品を買う
経済力を持っている女性だけが
それを着こなすことが出来る」
ー林真理子さんー
今日の記事は、20代へとしましたが、
きっと30代でも40代でも
当てはまることでしょう。
基本、どの年代の人へも
同じことを言いたいかも
しれません。
何歳になっても、
始めるのに遅いことはありません。
今日が、一番若い日ですから、
すぐにでもやりたいことは始めたいですね。
ではまた明日。