ちょっとアンテナを立ててみますと、
人の優しさに触れること、
あなたも多く経験があるのでは
ないでしょうか？
昨日は、私のサロンデーでして、
まつエク、ネイル、ヘアサロンと
はしごでしたが、帰りの途中、
アーケードの中に、石巻や志津川の
物産が売っているところが
あるのですが、私は、
いつもそこで布海苔を買います。
選んでいるときに、
お店の人がその物産で作る
お味噌汁をくださいましてね、
布海苔、青のり、わかめ・・・
具沢山の味噌汁を試食させて
いただき、しばし歓談を
楽しみました。
やさしいな〜…と
妙に幸せな気分になったのと、
幼馴染と話すかのような
そんな気持ちにもなり、
心穏やかになるひとときを
いただいた気分でした。
石巻の香りがするような
妙にそのお味噌汁が
懐かしさを誘い、なぜか
涙がでそうにもなってね。
でではいないけど・・・笑
そのあと、サラダまで頂戴して、
アーケードの中で、まるで
二人でランチした気分でして。
あらやだ！恋が始まる？笑
心が温かいまま、
足取り軽く帰る途中、
角である男性にぶつかりました。
お互い壁側ギリギリに歩いて
角を曲がろうとしていて、
鉢合わせとなり、ドン！と
ぶつかってしまいました。
まるで映画のワンシーンのような。
私は「すみません！大丈夫ですか！」
先方の男性はそれと同時に、
「失礼いたしました！！」と
軍人並のキレの良い声で
謝ってきました。
あらやだ？
ここでも恋が始まる？
（はじまりませんから 笑）
街で誰かとぶつかっても、
謝らない人がほとんどでして、
ほとんどの人は、ぶつかっても
何も言わずに去ります。
とっさに「失礼いたしました！」
なんて言葉は出てくるものでは
ありません。ごめんなさい、
でもなく、すみません、でもなく、
失礼いたしました！ですからね。
仕事柄いつも
そういう言葉を使っているのかも
しれませんが、たったその
「失礼いたしました！」の
その言葉の丁寧さに美しさを
感じたというか…
人の優しさや礼節に触れた時、
自分もそうであろう、とか
そういう人々が溢れる世界で
あってほしいと、思うのと同時に、
自分の思い一つで、そういう
世界が見えてくる。それだけでなく
自分のいる世界はそういう
世界になってくるのです。
以前から何度も
意識の話を書いていますが、
自分が意識を向けるものは、
脳も潜在意識もあなたがそれに
興味がある、と知ります。
脳も潜在意識も親切なことに
その興味のあるものばかりを
拾ってあなたに見せてくれ、
そして、興味のないものは
スルーしてくれる素晴らしい
機能を持っています。
もしこうした、
素通りしてしまいそうになる
どうでもいいような
小さな喜ばしいこと
小さな幸せ
小さなありがたきこと
小さな愛
小さな親切
小さな個人的関心
・・・などなどに意識を向けた途端、
あなた自身の世界は、それらで
創られていき、そしてそれらは
あなたの未来を包含して、
そうした出来事がたくさん
見えるようになります。
つまり、そういう世界に
住めるようになるのです。
もちろん、
嫌な出来事もありますし、
不条理なこともありますし、
不正も犯罪もなくなりません。
陰陽一体であり、それらは
世が始まってからずっと存在します。
しかし、そんな中でも
人の美しさや優しさはずっと
存在していて、そこに感化を受けた
人々が多くなれば多くなるほど、
集合無意識体での動きがあり、
世界全体がさらにそのように
なっていくもの。
話は変わりますが、ちょっとお勧め。
今、アマゾンプライムで
TBSドラマ「この世界の片隅に」を
毎日見ています。
このドラマ、本当におすすめです。
うちテレビがないので、
2年遅れですが、見ていない人には
見てほしいなと思います。
戦時中の貧しい中にあって
支え合い、大げさではない
小さな優しさや人を気遣う
親切な気持ちなどが
ひしひしと伝わってきて、
毎回毎回温かい涙が流れます。
いや、泣けるというほどではなくて、
微笑みながら涙がジワリ・・・
という感じでしょうか？
このドラマの節々節々に、
おおげさではない
人の優しさがちょいちょい
盛り込まれていて、もうそのたびに、
ジワリと人の優しさに感動するのです。
子どもたちの多くにも見て欲しいな、
と思います。
自分がフォーカスするものが
何を見るかで、自分が住む
世界が変わります。
批判に満ちた世界に住むのか？
それとも、人々の優しさが
散りばめられている
優しい世界に住むかは
私達の意識の使い方次第です。
あなたの周りに見られる、
または過去に経験があった
小さな親切や優しさがありましたら
教えてください。