今日の記事は重い記事に

なるかもしれませんが

お許しください。

 

 

先日は、言葉の美意識

という記事、唇から出す

言葉たちに気をつけるように、

という内容を書きました。

 

 

書くにしても、言うにしても

言葉は癒しをもたらすものともなり、

しかし逆に、剣にもなり、

人を殺すこともできるからです。

 

 

その記事をアップした日、

痛ましい事件が

また起きてしまいました。

 

 

木村花さんの死。23日深夜、

ツイッターを見ていたら

彼女の訃報が飛び込んできました。

読めば、子猫を保護してくれた優しい子。

 

 

亡くなる寸前まで

SNSで発信していて、

その内容からすると、

ひどい誹謗中傷を受けていて、

その誹謗中傷内容も読みましたが、

まるで人間が書くとは思えない

ような内容の投稿の数々・・・

 

 

最後の投稿は、インスタで、

「愛している、楽しく長生きしてね

ごめんね」とあり、ストーリーズでは

「さよなら」とありました。

 

 

誹謗中傷した人は、

アカウント消して逃げていますが、

ネットに書き込んでいるのですから

書き込んだ時点でもう

匿名ではないのです。

簡単に情報開示できる案件です。

 

 

自殺関与・同意殺人罪

というのがあるそうです。

 

 

事務所からの発表はそれらには

一切触れずでして、事情を

調査中みたいな感じでしたが、

誹謗中傷が原因であったことは

想像に難くない事でしょう。

 

 

あの書かれていた内容は

ほんとにひどいもので、

毎日毎日読んでいたらノイローゼに

なってしまうことでしょう。

 

 

実際そうだったと思います。

まだまだこれからだったでしょうに、

たったの22歳という若い彼女への

誹謗中傷が毎日続いていたのです。

 

 

亡くなる寸前まで、

言葉の暴力にボコボコに

殴られっぱなし。

想像するだけで胸が痛みます。

 

 

人様を死に追いやった

約20のTwitterのアカウントの人たち、

今後、人生でもっともっとひどいものを

受け取ることになるでしょうが、

そんなことどうでもよくて、

一人の女性の命が奪われたことは

なかったことにはならないのです。

 

 

その人達が、ひどいものを

受け取ろうが、そうじゃなかろうが、

命は戻ってきません。

 

 

たった一部しか読んでいませんが

あれは、22歳の若さでは耐えられる

誹謗中傷ではないと思いました。

原因の問題となった番組も

見ましたが、どこも問題なく

しかも、番組ですから企画物。

それを真に受けて誹謗中傷・・・

 

 

SNSでの誹謗中傷事件は

年々多くなり、ちょっと目立つだけで

多くの人が誹謗中傷の被害にあっていますが、

弁護士費用が高くて泣き寝入り

する人々がほとんどです。

 

 

しかし、時代は変わる、と

私は予測します。

あまりにもネット上での

誹謗中傷が多くて社会問題になり、

それらを扱う専門の弁護士も

増えてきているように感じます。

 

 

中には、きっと完全報酬型で

やってくれる弁護士も

現れるかもしれません。

というか今でもいるはずです。

 

 

裁判に勝てば、

弁護士費用も裁判費用も

かからないだけではなく、

慰謝料まで受け取れますので、

訴えることでの金銭的負担はない、

ということが広く伝われば、

貯金を使ってでも訴えを

起こす方向に流れは変わって

いくことでしょう。

 

 

そして、金銭的な支援を

してくれる人も多くなると

思います。

 

 

昔は、芸能人や権力者が

誹謗中傷された場合は、

「有名税」だからガマンを

強いられる風潮にありましたが、

それ、頭の中、昭和だから。

 

 

今でもまだ古い考えを

持つ人々は、訴えたほうが

イメージが悪くなるといいますが、

そんな事はありません。

今は時代が違います。

 

 

あるインフルエンサーは

「誹謗中傷されて人で困っている人は

お金を出してあげるので、情報開示

請求をして裁判しましょう!」

 

 

という流れで、それをコンテンツ化

して、広く知ってもらうように

伝えている人もいましたし、

今回木村さんのこともあって、

メンタリストDaigoさんも

コロナ前からこの件に関して動いていて

アンチに対して発信していました。

 

 

Daigoさんのアンチたちが、

コメントやリツイートを

削除していますが、もう遅いて。

全部スクショしていますって。

私でさえスクショしているんですから。

 

 

たぶん、今後は訴訟が多くなり、

民事か刑事かわかりませんが、

逃げられないと思います。

 

 

今回、木村さんの死で特に

流れがそうなっており、

インフルエンサーたちの多くが、

「誹謗中傷を受けたら、

弁護士、警察に相談して

被害届を出そう!

スルーしてはいけない!

なぜなら、犯罪をスルーすることに

なってしまうから!」

の声をあげています。

 

 

Twitterの情報開示は、

約30万円もあれば

相手を特定して裁判起こせるそうです。

 

 

Twitterの場合、匿名であれば、

まずはTwitter側に開示請求を

するそうですが、なんせTwitterは

アメリカの会社ですから、個人情報を

開示はしてくれないことが

ほとんどです。

 

 

なので、最初にTwitter側に

発信者情報開示請求をし、

開示してくれなければ、

Twitter側の裁判、そのあと、

開示した後に、本人の誹謗中傷、

その他に関して裁判を起こす、

という流れになるそうです。



これらは、根本的な解決に

なるかどうかはわかりませんが、

誹謗中傷の「抑止力」には

ある程度なります。

 

 

私も誹謗中傷されていた時期があり

裏事情を知らない人々が、

表で発信されるほんの一部の

真実だけを言っている人々の話を、

そのまま鵜呑みにし、

それらの内容を安易に信じて拡散し、

誹謗中傷を数カ月に渡って

受けたことがありました。

 

 

表向きはスルーでしたが、

自分の中ではボーダーラインを

設けていまして、水面下では

いつでも動ける準備をしていました。

 

 

スタッフには、

法にひっかかるような投稿は

すべてスクショしてもらっていました。

それはうちと取引している

業者さんもいるわけで、迷惑を

かけるわけにはいかないからです。



こうした行動は、

自分を守るためではなくて、

自分と関わっている他の人を

守るためなのです。

 

 

その情報を読んだ読者さんたちが、

まんまと騙されて離れましたが

それはしょうがないよね。

見抜く力がないのですから。

 

 

私が親しくしはじめた人に

個人的にメッセージまで送って

誹謗中傷する人もいました。

 

 

私の誹謗中傷をSNSで書いていた

一人の男性が私に謝ってきました。

周りの意見を信じて、あなたに

悪いことを書いてしまった、と。

 

 

 私は一度たりとも

その人の悪いことは

書いたことがなかったばかりか、

ずっと応援していた立場でしたから、

見るも絶えない私への

誹謗中傷を読んだ時は、

自分の見抜く力がなかったことに

がっかりしました。

正直者がバカを見る世の中なのだな、

と失望しそうになった瞬間でもありました。

 

 

しかし、謝ってきても、

本当の誠意とは何だろう?

口ではなんとでも言えるものです。



自分の発言に責任を持ち、

公に発信したのだから、撤回するなら

同じ場所で自分の間違いを認めたらいいのに、

と、思うのですが、心からの謝罪じゃなければ

それはしませんよね。

なので、表面的なものだと理解しています。

 

 

こういう記事は、

私を嫌いな人々には、

刺激を与えますので、

あまり書かないできましたが、

一人の命がネットの誹謗中傷で

奪われたかもしれないことを

考えますと、ほんの少しの

影響力があるとしたら、

書こうと思った次第です。

 

 

誹謗中傷受けてつらい気持ちに

なっている人々は、一人で考えずに、

弁護士、警察への被害届、

そして、最初はお金がかかっても

誹謗中傷が認められれば、

弁護士費用も裁判費用も相手が

支払いますし、慰謝料まで支払われるので、

決して死を選ばず、行動してください。

 

 

何をしたらいいかわからない場合は、

誰かに聞いてください。

知恵を貸してくれる人は

たくさんいますから。

 

 

法テラスという、弁護士に

無料相談できるところもあります。

(「法テラス」を検索ね)

 

 

木村花さんの死から、

一部の芸能人の間では、

SNSの匿名による誹謗中傷者への

厳罰が叫ばれていますし、

多くの人々がその書き込みを

警察に通報したようです。

 

 

これ以上痛ましい事件が

起きないことを願いつつ、

記事にいたしました。

そして、もう一度、もし

誹謗中傷で悩んでいる人は、

すぐに弁護士、または警察に!