昨日、出張から帰ってきましたら、
届いていました！！
「苦しみの手放し方」の本。
早速読みました。
私は若い頃から聖書を
愛読書としていましたが、
仏教は40代になってから
興味が湧きました。
しかし、なかなか経典を
読むには至りませんでしたが、
小林正観さんなどの著書から
お釈迦様の教えを学び
身近に感じ始めております。
・・・が、小林正観さんが
亡くなってからその種の本を
読むことも少なくなり、
大愚和尚が仏教の本を出版され、
本当に嬉しく思っています。
著者は、大愚元勝和尚。
現在、登録者数19万人の
一問一答の人気YouTuberでもある
お方です。
友達・・・という言い方は
おこがましいのですが、
知人、というか、なんというか、
・・・そんな関係です。
（どんな関係？笑）
私が処女本の「美人になる方法」を
出版した時には、私には
何も言わずまさに陰徳、和尚は
ずっと陰ながら応援を続けて
くださっていました。
さて、自己啓発の内容の、
元の元になっているものは、
宗教の経典です。
それらがいろんな人々の
フィルターを通して、
噛み砕き、わかりやすく調理されて
それが心理学や哲学などが加わり、
誰かによって、体系化され、
私たちの元にやってきました。
ですので、時には元となっている
お釈迦様が残された教え、
経典の説明を知るのは、
とても有益です。この本は
そのような解説付きの書です。
ということで、
多くの人々の悩みを解決するのに
お釈迦様の教えはとても
役に立ちますし「苦しみ」に
関する見方、というのも
この本を読めば変わって
行くことでしょう。
この本は、多岐にわたる苦しみの
手放し方について論じてあります。
人間関係、仕事、お金、健康、
家族関係などなど・・・
世の中の事象は全て、
解釈と認知で成り立っているのですが、
この本には、私たちが感じている
苦しみは、自分の内側で自分によって
創り出されていると述べていました。
であるならば、周りの出来事が
たとえどんなひどいものでも、
自分の捉え方によっては
苦しみにならない、という
意味になります。
苦しみが自分に起きた時、
いつも誰かのせいにすることで、
その苦しみは倍増するものですが、
この本の中には、次のように
述べられていました。
引用いたしますね。
実は、苦しみというのは、
「現実」と「自分の勝手な思い込み」
との間に生じる隔たり（ギャップ）
によって起こるのです。
好き嫌い、不安、不満、怒り、
欲、嫉妬、妬み、意地、見栄など
仏教ではこうした感情をひっくるめて
「苦」と呼んでいます。
「苦」は決して自分の外側から
やってくるものではなく、
自分の内側で創られるもの。
その実態を理解した時、
苦しみを握りしめているのは
他でもない自分自身だと
気づくはずです。
あとは、その苦しみを
手放すだけなのですが・・・
と続きますが、
ここまではわかっている人も
多いかもしれませんが、
その手放し方についてが
わからない人も多いはず。
こちらの本ではそれらが
わかりやすい言葉で
説明が加えられていました。
個人的に興味深かったのは、
「お釈迦様が教える
お金持ちになる方法」
という部分でした。
と言いますのは、
これまで稼ぐことにフォーカスして
会社の収益をあげるために
精力を傾けてきましたが、
最近、違うところに意識が
向き始めていました。
しかし、仏教ではお金を
罪悪視はしていないばかりか、
お金の正しい使い方まで
指南しています。
真のお金持ちとは、
「そのお金を人の役に
立つことに使える人」と
ありました。
十分なお金を持っていながら、
我欲でもっともっとと
欲しがり、自分の欲を満たすため
だけにお金を使う人々のことを、
お金持ちの貧乏人、という
表現がされていましたが、
心が貧しい人にはなりたく
ないものです。
しかしながら、
時にはこういう心が正される
ような情報は本当に必要です。
読みながら、自分の反省点も
もろもろ出てきて、そんなことと
向き合うのにもいい本だと
思いました。
内容を少しだけご紹介しますと、
第1章 人間関係に苦しまない考え方
第2章 仕事の悩みとどう向き合えばいいのか
第3章 お金に惑わされない考え方
第4章 病気と健康をどう捉えたらいいのか？
第5章 子供と家族の悩みとどう向き合えばいいのか？
第6章 恋愛と結婚の悩みにどう向き合いばいいのか？
第7章 悩み、イライラ、ストレスから逃れる
大愚和尚の一問一答
それではまた明日。
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※カオラボ3月号は
2月29日配信予定です。