懐かしきセドナ

 

 

 

私は若干また52歳ですので、

人生の先輩、と言える

ほどではありませんので、

今日はとてもいいお話を

71歳のアクティブな紳士から

お話を聞く機会がありましたので、

お伝えしたいと思います。

 

 

昨日は、ホテルのチェックアウトの後、

取材のために約束の場所に

タクシーでの移動でした。

 

 

タクシーの運転手さんと

何気ない会話の後、オリンピックに

向けて英会話の練習など

しているのかどうかなどを

お聞きしました。

 

 

見た目は、白髪のご年配者さん

だったので、英会話とか大変だろうな、

(お前がなーー…の状態ですが 笑)

と思いそんな質問をいたしましたら、

タクシー会社での英語の資格

みたいなのがあるらしく、

それを取得したとのこと。

つまり、その運転手さんは、

英語が話せる、ということ。

 

 

その後、成田や羽田も

タクシーの予約で行ける、

とのことでしたので、

「成田までいくらするのか?」などの

話をしていましたら、運転手さんが

 

 

「海外よく行かれるんですか?」

と質問をしてきましたので、

年に「数回程度です」と答えましたら、

運転手さんは「海外は行ったほうがいいね。

視野が広がるから・・・」と

言っていました。

 

 

お話を聞きますと、

1970年台から、バックパック一つで、

69カ国廻ったそうです。

当時は、1ドル350円位の頃。

海外旅行はなかなか行けたもんじゃありません。

 

 

ロンドンにも7年住んだり、

サウジアラビヤでは3年ほど

住んでいたそうです。

 

 

当時、どこだったかの航空会社で

世界一周するのに、35万円で飛行機

乗り放題、というのがあったそうです。

何回乗っても、35万円。

 

 

当時の35万円は今とは違うので

大金だったでしょうが、

それでも世界を見たいと思い、

行かれたそうです。

 

 

その後も、サハラ砂漠やアフリカを

車で横断などの、運転手さんの

イキイキした会話に吸い込まれながら、

話に聞き入りました。

 

 

今でも、原付き移動で2週間掛けて、

四国でお遍路さんをしたり、

自転車?原付き?忘れましたが、

わが宮城県にもいらしたそうで、

松島にも来たことがあるそうです。

 

 

彼は言いました。

「ただね、ほとんどの時期を

海外で過ごしていたので、

日本に居なかったから、国民年金を

支払っていないんだよね。

老後は、お金がもらえない。

なので、妻に”少しでも働いて!”

って言われたから、タクシーの運転手

しているの」とおっしゃっていました。

 

 

特に不安はないそうで、

タクシーの運転手は75歳まで

できるから、それが終わったら、

「死ぬつもりだから大丈夫」と

おっしゃっていましたが、

75歳の若さでは逝ってほしくは

ありません。この経験値は

若い人々に必要な情報だからです。

 

 

そんなことを言いましたら、

運転手さんは、

 

 

「僕はね、やりたいことは全部、

本当に全部やってきたんですよ。

いつ死んでも後悔などまったくなく、

そして今でも、”あ、やりたいな”と

思ったことはすべてやるんです。

だから、明日死んでも後悔が

ないんですよ」と。

 

 

私よりも

20歳年上のお方ではありますが、

なんだか、それがとても嬉しくて…

 

 

2010年に掲げた私自身と、

弊社のスローガン

 

 

やりたいことは全部やる!

自分の人生!

 

 

それを私よりも20歳も年上の方が

生き方でそれを示している様子を

お聞きして、本当に嬉しかったのです。

 

 

なぜなら、我々の親世代は、

(私の親よりも一回りお若い世代ですが)

まだまだ自由がなく、我慢の

世代だったからです。

 

 

現在の70代はまたちょっと違った

時代であっても、それでも

まだ現代のような風潮はなく、

やりたいことも我慢したり、

世間体やら、他人の目やらを

気にして生きている人々が

多い時代だったことでしょう。

 

 

それが、この運転手さんのように、

今でも「やりたいことは全部やる」

その精神態度に大きなパワーを感じます。

 

 

質問しました。

若い人々が、後悔しない人生を

歩むために、もし、アドバイスが

あるとしたら何と言いたいですか?

 

 

運転手さんは、

 

 

 

「『海外に行きなさい』

って言いたいかな〜。

視野が広がるから。

 

 

そして、死ぬときのことを

思い出してみたらいいよ。

そのときに、”あれをやっておけば

よかったな〜” ”これをやっておけば

よかったな〜”なんてことがないように、

 

 

やりたいことは、

やりたいと思ったら、

すぐにやったらいいよね。

あっという間に

年を取ってしまうんだから」

 

 

これに尽きる、

という感じですね。

私も全く同じ意見です。

 

 

私は生を意識するために、

死を時々考えます。

それは震災経験者でもあり、

若くして亡くなった知り合いたちも

多かった、ということも

あるからかもそれません。

 

 

思うのは、

いつも同じ場所にいると、

いつもの思考パターン、

いつもの行動パターン、

つまり結果も同じです。

 

 

しかし、土地が変わりますと、

土地のエネルギーと言うか

周波数に共鳴するような

感覚がありまして、思考が変わり、

思考が変われば、視点も行動も

変わってきます。

 

 

なので、海外でなくても

旅行するのは、本当に

おすすめです。

 

 

行動が変われば、

人生が変わりますから。

 

 

 

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【あとがき】

 

弊社で提供している

英会話アンスピのプログラムですが、

今年の1月からはじめて、

現在、第4期生。

 

 

先日、1期生の受講生の幾人と、

事務とお世話が係の徳増さんと

吉田社長とでフィリピンに

行ってきたそうです。

 

 

ビーチで遊ぶ、彼女たちの写真を

魅せられて、また海外熱が

上がりました。

 

 

私の次の海外予定は、

まだ先ですが、来年は久しぶりに

LAに行こうと思います。

行こうというよりも、戻ろう、

という感じかな。私の魂の里、

赤い土のところに行きたいです。

 

 

生まれて初めてグランドキャニオンに

行った時、30歳でした。

そのときに、谷底を眺めながら

最初に思ったこと。

 

 

死ぬならここで

死にたい・・・でした。

 

 

で、最後にセドナに行ったのは

いつだったかな?LAセミナー、

いつやったかな?と昨夜、

ホテルで探して、その模様を見ていたら、

2014年ということが発覚。

2014・LAセミナー

 

 

5年も前?そんなに前だったこと、

驚きました。辛かった時期の

3年間の記憶がない感じ?笑

 

 

で、その以前のブログを見ていたら、

翌日、不思議な事が

起きたのです。

 

 

東京駅で新幹線のチケットを

買おうとしたら「ワタナベさん?」

と声をかけられました。

読者さんの1人だと思い、

いつものように「こんにちはー」

とかって挨拶していましたら、

そのお方はこう言いました。

 

 

「前に、LAセミナーのセミナーに

参加した〇〇です!!」と。

そう、前の晩にブログを見て

回想していたそのセミナーの

ご参加者様だったのです。

 

 

ま、だから何?って話ですが、笑

しかし、意味はきっと、

来年はLAはGO!と理解。

セミナーは、アメリカなので

移民法などのことで面倒なので

しませんが、しかし、魂の里で

2020年の転換点の年に、

心と体の調整をしてきたいと思います。

 

 

セドナの占い師に占って

もらいたいのですが、

英語がね・・・理解できるように

勉強頑張ります。

 

 

本日は、やっと仕上がった

デニムの撮影をプロのカメラマンに

撮ってもらいます。

ではまた明日。