土曜日は久しぶりの結婚式に

出席させていただきました。

 

 

この年になりますと、

友人の結婚式、というのは

ほとんどなくなります。

友人の結婚というのが

あったとしても、式なしが

ほとんどですから。

 

 

格式高い明治神宮にて。

明治神宮の空気の良さと

花嫁の美しさ・・・

 

 

つい親目線になり

なんども涙腺がゆるみました。

 

 

ナシ婚と言われる

式なしの結婚が流行る中で、

やはり、神と人々の前にて

結婚の誓いを立てるのは

意味あることだな…と

つくづく思いました。

 

 

誓いの文書を書く新郎

 

 

 

今回強く感じたのは、

結婚式(挙式と披露宴)を

あげるのはとても大変なこと。

陰ながらの準備がたくさんあり、

ほんとに大変だったと思います。

 

 

新郎新婦両方共

仕事をしながらのことですから。

 

 

しかし、それをする最大の意味は、

「親孝行、親のため」でもある、

ということをヒシヒシと感じました。

 

 

しかし、それをしたい、

という自分の願いを

叶えていることでもあります。

 

 

とある調査でも、

何のために結婚式を挙げるか、

というと、一番多かった回答が

「親孝行のため」というものでした。

45.9%の回答。※参考 

 

 

それにすべての回答が

詰まっているかのようでした。

といいますのは、普段生活していますと、

改めて親に感謝していない人が

多数いるからです。

 

 

産んでくれてありがとう。

育ててくれてありがとう。

 

 

そんな言葉は、こうした機会でも

なければ、下手したら一生

言わないでしまう可能性も

あるのです。

 

 

結婚式はある意味けじめの日でも

あるんだな、としみじみ感じました。

 

 

そして、新郎新婦両方の

母の思いを想像してみたときに、

我が子の晴れ姿をみるのは

うれしい感情と、なんとなく

寂しい感情が入り混じった、

そんな気分だろうか?と

想像しました。

 

 

新婦からの親に対しての

ビデオレターを見たときに、

写真に映る幼き彼女と兄弟姉妹、

親子関係…健全な家庭で育つと、

あんなに素直で素晴らしい子に

育つのだな…としみじみ思いました。

 

 

私は、家庭環境があまり

よくなかったと思いながら

育ちましたが、それでも

ここまで年をとると、

親も必死だったのだな…

というのがよくわかります。

 

 

披露宴では、

いろんな投影した思いが

でてきまして、親への感謝について、

また改めて思うところがありました。

 

 

ありがたいことに

私の父はまだ生きています。

母に置いていかれて、

必死で今生きていまして、

毎日母の供養も欠かさないようです。

 

 

過去にしてきた罪を

すべて精算するかのように

今、寂しさに耐えて生きています。

 

 

私は、過去に一度、

父の母(つまり私の祖母)が

亡くなったときに、

恥ずかしい気持ちをこらえて、

父に少しのお小遣いを入れて

手紙を書いたことがあります。

 

 

確執があった関係ですから、

その手紙を渡すことがどれだけ

恥ずかしかったか…そして

どれだけしんどかったか…

複雑な思いがドロドロ出てきて、

しかし、いつか親も亡くなる身、

その前に…と思い、意を決して

手紙を渡しました。

 

 

それにより

一つカルマが精算されたのでしょうか。

実はその時から、ビジネス運が

格段に上がりました。

 

 

偶然かもしれませんが、

昨年の講演会で話したとおり、

親孝行と成功の因果関係、

あるのかもしれません。

 

 

ご両親がまだご健在の方は

よかったですね。生きている

うちに親孝行ができますから。

 

 

もう亡くなってしまわれた方も

大丈夫。今あなたが幸せで

生きることこそが、最大の親孝行。

供養にために、時々思い出し、

そして、そこにありがとうの気持ちを

乗せることで、親孝行になりますから。

 

 

もし、私に子供が居たら、

もう、結婚して子供を送り出す頃でしょう。

そんな疑似体験をさせていただき、

私自身お世話になっており、

仕事も時々、手伝ってもらっている

大切な彼女を送り出すのに、

親の気分を味わわせてもらいました。

 

 

写真で見たとおり、

もう、すっかり親気分。笑

隣りの腸もみちまちゃんと。

 

 

 

自分の50も過ぎた老けた顔を

しみじみ眺めたときに、

自分の顔に、母の面影を見て、

なんだか不思議な気分です。

 

 

さすが親子。

ずっと父似と思い込んでいましたが、

母にもやっぱり似ているんですね。

 

 

親の気持ちになり、

泣きそうになり、

自分の顔見て母を思い見、

泣きそうになり、

感情が忙しい日でしたが、

本当に本当にいい結婚式でした。