ぜひとも、台風に備えてくださいませ。
・・・と私が書かなくても
そうなさっている方が
ほとんどかと思いますが、
中には、悠長に思っている人も
居ますので、おせっかいおばちゃんに
この度はなり、珍しく注意喚起の
記事にしたいと思います。
ここ二、三年、命を落とすような
災害が本当に多いですが、
まだ序の口かと思います。
2020年はもっと多く
なるかもしれません。
災害に慣れたくはないものの、
しかし、対策をしっかりすれば
沖縄の人が台風対策で知恵が
ついているのと同じように、
本州の台風慣れしていない私達も、
対策ができるようになっていきます。
私は割と、災害に疎いほうです。
「まあ、なんとかなるだろう」
という安易な考えを持っている
ほうでした。きっと、真っ先に
命を落とすタイプだと思います。
東日本大震災のとき、
私は、もし海の近くに住んでいたら、
昼寝をしている最中に、
警報がなったとしても、きっと、
それを無視して、流されただろうな、
と想像しました。
警報なっても無視したと思います。
「そんなに大きな津波は来ない」と
思っていましたし、津波が来たら
泳げばいいじゃない？という
今思えば、「お前バカか？
無知もたいがいにせいっ！！！」と
怒りたくなるレベルでしたが、
きっと、そういうレベルの人が
まだ中にはいるかもしれません。
3・11後、余震が幾度もあり、
その余震にさえ慣れてしまって
逃げたり、慌てたりもしなくなりました。
私のような人間が1番命落としそうです。
しかし、今は少し意識が違います。
震災での教訓は忘れないように
したいと思っています。
もちろん今でも、
なるようにしかならない、
と運命に自分の身を預けていますが、
しかしそれは、対策をした上でです。
前回、いつの台風だったか
忘れましたが、うちの
350キロと250キロの二台の
ハーレーが倒れたのを見て、
ゾッとしました。
自分の命が、運命でここで終わる
というのであれば、それは仕方が
ないことですが、自分が備えないことで
自分の家の何かが、誰かの命を
脅かすことなどあってはいけないので、
ベランダのものを片付けました。
物は風で飛べば、
凶器になりますから。
しかし、想像も付きません。
今回の台風では、宮城では、
200〜300ミリに達する予想で、
これは、9月と10月分のふた月分の
降水量だそうです。
他の場所では、400ミリにもなるところも
あるそうで、たぶん予想外なので、
何をどう準備していいか
わからない状態の人もいると思います。
実際、私もよくわからないです。
アメリカのハリケーンよりも強くて、
地球最大規模と呼ばれているものが
来るわけです。
しかも、東北人は台風に疎いと
個人的には思っています。
なぜなら、いつも台風はそれてくれるから。
今回もそれを祈りますが、
しかし、備えておくのは大切なこと。
関東の方であれば、
避難するのはもう、11日のうちが
12日の朝早いうちに、
東北の人が避難するなら、もう
朝か午後になる前には、避難したほうが
いいかもしれません。
油断と、大丈夫だろう、という
安易な考えが、命を危険にさらします。
東日本大震災のときに、
岩手県釜石の小中学生のほとんどが
無事だったのは、ある標語が
三陸地方に昔から伝えられていたそうです。
それは・・・
津波起きたら
命てんでんこ
どういう意味かと言いますと、
てんでんこ、というのは
東北の方言でして、
「各々」を意味します。
つまり、自分の命は自分で守れ
命はてんでんこに守れ
・・・という標語が言い伝えられ、
岩手県釜石市の小中学生の
ほとんどが助かったのは、
その標語を元に、いつも避難訓練が
なされていたそうです。
父にも10日の夜に電話をしまして、
命が惜しかったら、地域で
避難勧告でたら、食料持って
逃げるように、と伝えました。
安易に思っていたみたいで、
かつ、集団行動が苦手で、
避難所とかに行くタイプでは
ないのですわ。しかし、今回は
命が惜しかったようで、避難勧告があれば
行くそうです。木造の古い家なんて
どっかに飛んでしまいそうですよね。
ということで、関東の皆様は、
もし夜中に読んでいたら、
西のほうに逃げられるなら、
避難してくださいませ。
東北の方も、ぼやぼやしていないで、
どうか備えてくださいませ。
それと、外で犬を飼っている方、
どうかどうかどうかどうか、
中に入れてあげてください。
絶対に入れてください。
犬小屋なんて余裕で飛びますから。
どうぞ朝のうちにワンコを入れて
あげてくださいませ。
お願いします。