棚上げ女とは、

自分のことは棚に上げ、

他人の落ち度や悪口を言う女性のこと。

 

 

20代前半の頃、私は棚上げ女でした。

自分のことは棚に上げて、

他人の落ち度ばかりに目がいき、

自分を正当化し、他人のことを

友達と悪く言っていました。

(言うのはごく親しい人にだけですが)

今思えば、不幸せだったのかもしれません。

 

 

年令を重ねるうちに、

それらがいかに恥ずかしいことで、

滑稽なことかがわかるのは、

30代半ばを過ぎてからです。

 

 

冷静に、20代の自分を思い出すと

恥ずかしいものです。

ま、若気の至りではあるのですが、

経験値の少なさがよくわかります。

 

 

なぜ棚上げ女が滑稽に見えるのか

といいますと、自分ができている

わけではないのに、他人の悪口をいい、

棚上げ女同士で盛り上がっているから。

 

 

ほとんどの多くの人々が

自分のことを棚に上げて、

公のところで他人の悪口を言わないのは

自分にも否がある、欠点もマイナスもある、

と、他人にある程度寛容になっており、

マナーをわきまえているから。

 

 

棚上げ女たちは、そのマナーがなく、

周りからドン引きされていることに

気付かずに、自分のことは棚にあげて

どんどん他人の悪口を言いふらす

傾向にあります。

 

 

ごく少数の人は、棚上げ女と

一緒になって言ってくれているので、

自分が正しいことを言っていると

勘違いしがちですが、もっと多くの人々は、

一歩も二歩も離れて観察しているものです。

 

 

基本、自分が出来ている人、

というのは、他人の悪口を公に言ったり

しませんから、その人が誠実な人か、

それともただの棚上げ女なのかを

見分けることは非常に簡単なことです。

 

 

棚上げ女の特徴は

他人には強く言いはしますが、

実は自信がなくて、しかし

その割には、プライドがめちゃ高いので、

とても面倒な性格と言えます。

 

 

他人様の落ち度を突つくような人々は、

勘違いも甚だしく、自信がない割には、

自分が完璧だと思っているので、

公の場でも人を見下す行動をとります。

 

 

また、別の棚上げ女の特徴は、

とりあえず、自分のことは棚に上げて、

理想の結婚相手の条件が

むちゃくちゃ高かったり、

自分にはふさわしくないような

ハイスペックな男性を求めます。

 

 

自分の年は、もう40歳にも

差し掛かっているというのに、

「理想の結婚相手はぁー、30代でぇー、

年収2000万円以上でぇー、

優しくてぇー、家事をしてくれてぇー、

私をお姫様のように扱ってくれる人ぉ〜」

 

 

・・・そんなふうに、

なかなかおもしろいことを

言ったりもするので、

目が離せません。

 

 

棚上げ女にならないための一つの方法は、

真の自分の姿をしっかりわかること。

しかし、残念なことに、自分で自分は

見えないものですので、そのときに

助けになるのは、血の繋がりのある家族です。

 

 

家族は、言いづらいことでも

はっきり言ってくれますし、

それでいて、ちゃんと客観的にも

観察してくれています。

 

 

親、子供、兄弟、姉妹に、

自分のことをフィードバックをもらうことで

自分の状態がわかるものです。

ですから、きつい言葉を言われたときは、

逆にありがたかったりするのです。

 

 

等身大の自分を見つめ、そして

自分の弱点や自分のブラックな部分も

掘り起こし、ちゃんとわかっていること。

 

 

もちろん、誰にでも、

嫌いな人のタイプはいるものですし、

特に大嫌いな相手は

自分のことは棚に上げてでも

いいたくなるものです。

 

 

それは悪いことではなく、

普通のことですが、言う場所を

わきまえる、ということにより

イタイ棚上げ女ぷっりを多くの

周りの人々に露呈しないですみます。

 

 

下品な言動にならないためにも、

自分の唇に門番を立て、

常に見張っておきたいものです。

 

 

悪口を言いたいときは、

家族の中にとどめておくとか、

親しい信頼の置ける

友人同士のみにとどめて

おくことで、誹謗中傷などで

訴えられるリスクを回避できます。

 

 

ということで

本日の記事はここまでです。

昨日、9月30日12時にカオラボ

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本日から10月です。

気持ちも爽やか。新たな気持で

秋の夜長、何か新しいことを

初めてみるのはいいかもしれませんね。

ではまた明日。