【業務連絡】

カオラボのメンバーさんへ

9月19日にメール配信しております。

本日9月23日・日本時間21時から

質疑応答LIVE動画あります。

限定公開のURLを送っております。

メールが着ていない方は

ご連絡くださいませ。

nishimori@wjproducts.com

 

 

 

昨日は、スラム街ツアーに

行ってきました。インド在住の

カオラボのメンバーさんが

声をかけてくださり、

お言葉に甘えさせていただき、

アテンドをお願いいたしました。

 

 

彼女はKaeさんと言いまして

日本の企業の繊維関係の会社に

お勤めのお方です。

 

 

 

 

朝食後、じゅんちゃんと二人で

二度寝12時まで寝まして、

午後からスラム街ツアーに参加

いたしました。

 

 

 

 

スラム街ツアーは、

NGO団体が開催している

REALITY TOURS&TRAVEL

という団体にてお願いいたしましたが、

売上の80%がスラムへの寄付に

なるそうです。そのようなシステム

大賛成です。

 

 

ツアーの最中は、スラム街の

写真を撮ってはいけない、という

ルールが有りましたので

ツアー中は写真がないので、

うまく伝えられないのですが、

できるだけ感想と自分の価値観を

伝えられたら、と思います。

 

 

午後2時に駅に集合して、

電車にてスラム街へ。

20分ほどで到着します。

 

 

 

 

イタリア人のカップルが我々に

加わり、6名でのツアーでした。

6名に対して二人の添乗員。

英語での説明でして、やはり

英語の必要性を強く感じました。

 

 

できるだけ発信するために

写真に収めようと思うのですが、

自分の目で見た感覚と、

カメラに収めた背景が全然違うのです。

 

 

 

 

インドのエネルギーは強すぎて

カメラに収まりきれない感じです。

もっともっとリアルな感じなのに、

全然そのリアルさが伝わらない!!

というもどかしさがありました。

 

 

インドにいくと、

ハマる人ともう無理!

と思う人がいるそうですが、

それは、ギャップにインパクトが

あるからなのかな、とも思います。

 

 

ギャップとは、

インスタLIVEでも話しましたが、

とにかく汚い、臭い、暗い、湿っぽい。

ゴミはゴミ箱ではなく道端に

ポイ捨てでゴミの山になっている。

 

 

 

 

街の中はゴミだらけなのですが、

それとは真逆で、人々があまりにも

純粋で、目がキレイで、美しい

笑顔に吸い込まれそうになるのです。

 

 

汚いものと美しいもののギャップ。

だから、美しいものが際立つのです。

 

 

学校にボランティアに1年間

行っていた美麗ちゃんも、

今回インドのアテンドをしてくださった

Kaeさんも、日本に帰国しますと、

インドに帰りたい、と思うそうです。

 

 

 

 

インドに魅了されているのでしょうね。

「ワタナベさんはどっちでした?」と

もし質問されたとしたら、

言葉では「もうお腹いっぱい」

と答えたくなるのですが、

しかし、潜在意識の中では

どうせまた、そこに行っている

のだろうな、という気がします。

 

 

私にとってインドは、

興味のあるところではなかったのに、

なぜか行くことになっていましたし、

行っても、特に魅了でもなければ

「ああ、もう嫌!二度と行かない!」

というのでもなくて、ニュートラルな

受け止めができる地でした。

 

 

 

ツアーガイドの人と自撮り

 

 

少しだけスラム街について

説明しますが、いく前は、

アテンドをしてくださったKaeさんに、

「スラム街があるなんて、インド政府に

とっては恥だと思うのですが、対処を

しようとしているんでしょうか?」

…のような失礼な質問をしましたが、

スラム街の説明を聞いて、

「あ!スラム街っていいんだ!」と

完全に受け入れることができました。

 

 

と言いますのは、

ムンバイ人口の5割がスラム街に

集まっていて、むしろ職を求めて、

スラム街に人が集まってくるのです。

インドには2000のスラム街が

あるそうです。

 

 

スラム街では、プラスチックの

リサイクルと、革製品を作ったり、

陶器が作られていたりを

見学させていただきましたが、

目の輝きを見たときに、

生命力の強さを感じました。

 

 

スラムは、ムンバイの経済を

支えている、とガイドの説明に

ありました。

 

 

今、政府ではスラム街廃止を

計画しているとのことでしたが、

スラム街に住んでいる人々は

反対しているそうです。

なぜなら職を失うから。

 

 

廃止して、その人々にキレイな

住まいを与えたとしても、

職がなければ暮らせません。

そして何よりもそこで暮らしている

人々の満足そうな顔を見たときに、

すっかり彼らの生き方が

それで良いのだ、と思ったのです。

 

 

ツアーの事務所で買いました。

収益は寄付になります。

 

 

 

清潔な住まいと衣服、

十分なお金…と思うのは

私達の勝手で、彼らはそのような

経験がないので、知らない世界。

 

 

知らない世界に憧れも願望もなくて

だからこそ、誰を妬むとか

そういうこともなく、

ただただ目の前にあることに

集中して、そして生きることに

集中しているなだな、と思い、

気持ちがスッキリしました。

 

 

私達日本人は、

環境が恵まれ過ぎていて、

いらぬ情報もたくさん入り、

人と比べて、迷ったり、

嫉妬したり、悔しく思ったり、

中には人を引きずり落とそうとして

悪口を言ったりして、他人のことに

時間を使います。

 

 

しかし、結局目指すべきところは、

自分が生きることに集中する

・・・ただそれだけだということを、

より一層、知った気がしました。

 

 

 

 

私達はインドのスラム街の人々のように

貧しくはなく、裕福な状態ですが、

その置かれた立場で目の前にあることを

ただただ集中して、生きていけば

きっと幸せになるのかもしれません。

 

 

インドの人々は、自分が貧しくても

他の人に与える精神があり、

助け合いの精神があります。

 

 

それはインドのカルチャーなのかも

しれませんが、もし、私達も

その精神があれば、何があっても

なくても幸せなのかもしれません。

 

 

置かれた環境に文句を言うわけでも

嘆くわけでもなく、運命に身を任せて

眼の前に集中して生きることこそが

真の幸せをもたらすのかもしれません。

 

 

スラムに住んでいても、

あんなにステキな笑顔を見せられた

私達は幸せな気分になって

足取り軽くなり、戻りました。

 

 

スラム街には、学校も病院も、

スーパーのようなところや、

理容店、様々な場所がありました。

 

 

スラム街の学校を出た人は、

その地域を出たことを恥と

思った人々も居たようですが、

そうならない教育を施したそうです。

 

 

スラム街の学校を出た人々の中で

偉くなったり、お金持ちになった

人々は、スラム街から出ないそうです。

そこで貢献しているのかもしれません。

誇りをもって生きていほしいです。

 

 

 

 

インドのことを

よく知っているわけでもない

私ではありますが、この度、

ここに来ることで、

自分の大切にしていた価値感や

信念の確認をしに来たのかもしれません。

それでいいのだ、と心から思いました。

 

 

帰りの足取りはとても軽く、

とんでもなく爽やかでした。

それは予想外のこと。

 

 

 

 

 

スラム街に行って、満たされた感覚。

誤解のないように付け加えますが、

優越感とかではないですよ。

彼らが幸せそうであり、輝いていて

親切で仕事を一生懸命行っている

その姿に感銘を受けたのと、

スラム街に対する想像とは

全く違っていたことが

嬉しかったのかもしれません。

 

 

 

 

もちろん、スラム街に対して

ネガティブな情報は満載ですし、

それらを改善しようとする動きも

ありますが、いずれにしても、

どうなったとしても、私達は

与えられた環境で一生懸命に生きる、

ただそれだけに尽きるのかもしれません。

 

 

それがわかった、というか

確認できた気がして、満たされた

気持ちになったのかもです。

 

 

幸せそうに寝ている犬

 

 

そうそうここの犬たちは、

ボランティアの人々に毎日

餌が与えられているようです。

やせこけた子も居なくて、

みんな幸せそうに、こんなふうに

寝ていました。

 

 

このあと、私は犬のうんこを

踏みましたが、ブッチが

もう「人生最大の喜び!」みたいな

顔をして大喜びしていました。

覚えてろ。

 

 

ブッチにもヨガポーズを

リクエストして記念写真を。

すごい人数が見ている中で

堂々とポーズを決めてくれて、

いい写真も撮れました。

スラム街ツアーの締めにふさわしい

一日の終わり方のような気がします。

 

 

 

 

 

ナマステ〜