今日は、備忘録みたいなものでして、

ちょっとダラダラと長いかもしれませんが、

母との想い出を残しておきたいと思います。

 

 

 

 

母との元朝参りの想い出

 

 

家につくと最初に思うのは、

「ああ、母がいつもの場所にいない…」

という締め付けられるような思い。

いつもその椅子に座っていました。

茶の間に入ると最初に正面に

目が入るのが母の姿でした。

 

 

その低めの椅子に座り、

テレビを見ていたり、ボーとしていたり、

本を読む人ではなかったです。

しかし母は若い時はから

日記を毎日ずっと付けていました。

 

 

子供の頃の、時々その日記を

勝手に読んでいましたが、

大したことは書かれておらず、

その日の行動や会った人など、

そして時々、感情が書かれていました。

 

 

ギャーギャーとうるさい時期も

ありましたが、基本、

静かな性格なのかもしれません。

 

 

私と違い、母の育った環境は

裕福でもあり、穏やかな両親の元で育ち

兄弟仲もとても良く、田舎ではありますが、

母の時代ではエリートの家だったようです。

 

 

母が亡くなり約1年。

一緒に暮らしていたわけではないので、

自分の家に戻れば、いつもの生活と

仕事といつもの環境。

 

 

時には思い出して泣くことはあっても、

私はそんなに喪失感も悲しみも

深くはないですが、

毎日この椅子を見ている父は、

つらいかもしれません。

 

 

いや、そろそろ慣れたのかもしれないし、

悲しみがどんどん深くなってるのかも

しれないですし、それに関しては、

聞いてないのでわからないです。

 

 

よく父のほうから母の話をします。

姪が、父に母の生前の写真を

わざわざ印刷してもってきて

父にプレゼントしていました。

 

 

目を細めて父はその写真を見て、

「何だかついこの前の写真だな~、これ。

こんとき、元気だったわなー。」と

微笑みながら見てると、

私のほうが切なくなってきました。

 

 

父は一人で本当によくやっています。

お正月の準備もしてました。

部屋もキレイにしていましたし、

洗い物も箸一本、シンクに入りっぱなし、

ということはありません。

 

 

 

天からのギフト

 

今年の大晦日は、天からの

ギフトをたくさん頂いたような

気がします。

 

 

同級生の幼馴染、私の子供時代では

一番の友だちが、自分の母親と一緒に

お刺身をもって父に差し入れをしに

きてくれたのです。

 

 

男やもめを気遣ってのことでしょう。

子供時代は、別にそんな味噌醤油を

借り合うような中ではなかったのですが、

親子二人で尋ねてきてくださり、

ひとときの合間、またまた幼馴染と共に

いろんな話で盛り上がりました。

 

 

その時、母の優しさをまた

思い出したのですが、6,7年前まで、

同じ地域に、両親を亡くし、

生きることを捨てた男性がいました。

もう、ホームレスのような格好で、

汚く髭面で、匂いもひどく、

ゴミ箱をあさって生きている人がいました。

 

 

大工という職はあったものの、

しかし、酒癖が悪く、そのうち

仕事もなくし、親をなくし、

家はゴミ屋敷・・・亡くなる1年前に

自宅は火事で全焼・・・その男性の話が

でた時に、母の彼に対する対応を

思い出しました。

 

 

そんな状態でありながら、

彼が家に来た際には迎い入れ、

ご飯を食べさせ、食べ物を持たせ、

大きなお世話かもしれませんが、

生き方を教え諭すのでした。

 

 

そんな身なりですから、

みんな敬遠するわけです。

それでも母はそれをしませんでしたし、

彼がちゃんとしていた頃から、

変わり果てても対応は変わりませんでした。

 

 

そういう生活をしていたので、

若くして亡くなったわけですが、

母はそんな彼を、かわいそうだ、

かわいそうだと、言っていました。

今思い出しましたが、父もそう言ってたな…

 

 

慈悲の気持ち、慈愛が満ちていたのだと、

それは私にとって当たり前のことだったので、

母の生前はそんなこと気付きませんでしたが、

今思えば・・・そんな感じです。

幼馴染との話でそれを思い出しました。

 

 

幼馴染と別れ際に、彼女の母親と

両手を握り合い「また来てね」と

お伝えし、ハグしました。ハグ中に

涙が出てきたのは、母が亡くなる前に

ハグができなかったから。

 

 

うれしかったし、ありがたかったです。

まだ天からのギフトは続きます。

 

 


 

パワースポット神社よりも、まずは地元の氏神様へ

 

12時過ぎてから、家の外に祀っている

内神様や近所の小さな小さな神社や、

お地蔵様へのお供え物を持って

お参りをいたしました。

 

 

今回は、父と姪と私の三人でお参りしました。

なんとも不思議な光景だと思います。

父は信心深い人ではなかったと

思うのですが、そんな父を見たり、

3人でお参りできたことに

小さな幸せも感じました。

 

 

昔は、家中のあちこちに

自作でしめ縄を作ってたくさん

お供えしていました。田舎の恒例です。

80歳も過ぎたら、自分で作るなんて、

めんどうでしょうよ。

それでも昔のようにたくさんは

作らなくても、自作していました。

偉いわ・・・買えばいいのに・・・

 

 

姪を家に送っていく途中、

私の子供の頃の通学路に、

よく立ち寄っていた小さな神社があります。

 

 

子供の頃は、深夜12時を過ぎると、

元朝参りを必ず母と二人で行っていました。

母と必ず二人で、息が切れるような

階段をヨイショ、ヨイショと、

私は母の腰を両手で押しながら

二人で登っていました。

 

 

今でも明確に記憶がある元朝参りがあります。

私が小学1年7歳のときです。母36歳。

今思えば、母は若かったんだわね。

 

 

その頃から腰が悪く、痛がっていました。

私は母にこの長い長い階段を登ぼらせるのが

可愛そうで、神社では必ず、

「お母さんの腰が治りますように」と

毎年神様にお祈りしていました。

 

 

7歳のときの元朝参り。拝んでから、

そのあとおみくじを引いて、漢字が

邪魔で読めないので母に渡し、母に

「何て書いてあった?読んで!(ワクワク)」と

おみじくを母に差し出しました。

 

 

母は、「うーん、どれどれ・・・

”腰が痛いのが治る”って書いてあんな~。」

 

 

私は目をまん丸くして

「えー??本当?すごいー!

今、神様にお母さんの腰が治るように、

って拝んだんだよ!」

 

 

あまりにも驚いたので、

冬休みの作文の宿題に、そのびっくり体験を

書いて、先生から花丸もらって、

「よかったねー。お母さん、腰治るね」

なんて先生にも言われた記憶があります。

 

 

今思えば、たぶん階段上りながら、

「神様にお母さんの腰治るように、

って拝むんだー」って言ってたのか、

それとも実際に拝む時に、その願いを

小さな声でぶつぶつと私が言うのを

母が聞いたのかもしれません。

 

 

今回、階段を登りながらそんな事を

考えていました。51歳の私にも

ちょっとその階段は辛かったです。

心肺機能をもっとあげないと。

 

 

子供の頃は、元朝参りに行く、

24時、25時くらいになると、

神社の周辺は車の置き場所がなく、

駐車場も狭く、路駐の車で

いっぱいになっていました。

 

 

人もすごい混んでいて、

なんとなく子供ながらに、お祭り気分と

この日だけは夜更かしできる喜びを

味わえる、大晦日はとても楽しい

一時でした。戻って年越しそばを

食べる喜びもあったしで。

 

 

で、今年懐かしい気持ちを抱えて、

この想い出の神社に元朝参りに行きましたら、

驚きました。車も人もガラガラで・・・

 

 

小さな小さな駐車場もガラガラ。

時代は変わったのでしょうか。

昔は、大晦日と言ったら、家族皆で過ごし、

元朝参りに行き、これまでの感謝と

1年のご挨拶に行くのが習慣でしたが、

今は、その光景も少なくなりました。

 

 

都会では神社ブームでありながら、

こういう田舎の神社には

人が寄らないのでしょうか。

 

 

田舎の神社の神様はあまりにも

近い存在で、今の神社ブームのような

ご利益を与えてくれる場所、

という感覚はありませんでした。

(私は、ですが)。

 

 

ご利益ばかりを求めて、

遠くのパワースポットばかりに行く

傾向があるかもしれませんが、

地域で祀る神様である氏神様へのお参りは

一番重要というのを聞いたことがあります。

 

 

今年は本当に

ここに来てよかったです。

 

 

神様がいらっしゃる場所まで登って

最初に目に入ったのは、

小さいながらも新しくて美しい神社でした。

2016年1月6日に火災にあい、

立て替えたそうです。

 

 

 

 

あまりにも美しくて

しばし見とれてしまいました。

 

 

 

おみくじと福銭

 

おみじくを引き、中を見たら、

お守りが入っていました。

100円のおみくじに、こんなに

素敵な福銭が。これは24金GPだそうです。

制作にお金もかかっているのに・・・

100円のおみじくでは、神社の修繕費の

足しにもならないですね。

 

 

 

 

福銭とは、神仏に奉投するお賽銭を

再び請い受けることにより、

福と徳を得ると云い、開運招福、

商売繁盛の縁起物として広く

信仰を集めるものだそうです。

神様からのお賽銭へのお返しみたいな

感じですね。

 

 

そんな良心的な田舎の神社。

地元の人々に守られています。

 

 

温かい気を感じがしました。

出雲大社と似た感じの気。

それは地元の人々の温かさなのかな・・・

 

 

 

 

 

お参りが終わりましたら、神主さんの

ところのお嫁さんと小さな子供かな。

 

 

「どうぞ!」とみかんと銀杏をくれました。

そして、玉こんにゃくをみんなにふるまう、

なんだか温かくてね。

 

 

子供の頃、遊んだ場所に行くだけで、

あの日に記憶が呼び戻され、

不思議な気分になるものです。

 

 

もし、機会があれば、地元の氏神様へ

ご挨拶しに行ってみてください。

きっとあなたの幼い日の記憶が

呼び戻されて、不思議な気持ちになるので。

 

 

つらつらと長い記事に

目を通していただき

ありがとうございました。

 

 

今日明日までお休みの方も多いかな?

楽しいひと時を過ごせますように。

 


 

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