自分の欲しいものを買うこと
身につけること、
それはハイブランドの物だったり、
ジュエリーだったり、家だったり、
車だったり・・・
そうした贅沢は敵でもなければ
別に避けるものでもありません。
それらが好きであるならば
その人にとっては
心を満たすものでもあるから。
しかし、本当の意味で、
自分の心を満たしてくれるもの、というのは、
物質的な目に見えるようなものではなく、
いつの時代も、大切なものは目に見えないもの。
それは頑張ることで成果を得たり、
充実感、満足感・・・
温かい愛がベースの人間関係、
愛の分かち合いによる幸福感。
真の意味で心を満たすものは
物質でも贅沢でもないのです。
物質主義と幸福感については、
心理学者や脳科学者たちの
研究結果も多数あるようですが、
どの研究結果も結論は出ています。
物質で幸福の持続性はないと。
しかし、物質はそれらの疑似体験ができます。
上記の見えないもので満たされていない人は、
物質的なことで自分を満たすことで
満足させようとするのです。
つまり、食べるという欲求を満たすとか、
お金を散財して、手に入れる物質で
心を満たすとか・・・
結局、幸せは脳内物質の仕業ですから、
欲しいものを手に入れたときには、
脳内ではドーパミンが出て、ちょっと
興奮状態になり、それが満たされたような
感じになるというわけです。
もう一度言いますが、
物質を買うのが悪いことでもないですし、
そこで満たすことも楽しいものです。
私も好きです。車もハーレーも
ハイブランドもたまの贅沢も・・・
しかし、それら物質で、言葉に表せぬ
幸福感に満たされたことはありません。
いつも心を満たすものは、人だったり
仕事を一生懸命することで得られる
充実感などです。
物質での満足感は残念ながら、
持続性がない、という欠点がありますから、
だから、見えない温かいもので
満せませんと、人は物質を買い続けることで
満足感を得ようとするのです。
疑似体験だけを延々と続けようとする。
内側が満たされると、
物質欲があまりなくなるものです。
それはまるでお腹いっぱい状態で、
それ以上食べられないのと同じ。
しかし、物質が心を満たすものでないと
理解するには、2つの方法しかありません。
一つは、物質以外に満たされる感を味わうこと。
もう一つは、物質を買いまくり、
物質は自分を満たしてくれない、
むなしいものだ、と体感することです。
実は誰もが本当はそれを知っているのです。
本当の幸せは、お金でも物質でもないことを。
それを体感していますと、
お金が有り余っても、物質主義にはなりません。
そして、もう一つは、
飽きるほど買ってみると、わかるのです。
ああ、虚しい・・・と。
心を満たすのに物もお金も
必ずしもたくさん必要ではありません。
今あるものと、そして、たまにできる
ちょっとした贅沢にありがたいと思う気持ち、
毎日できることとしては、
こうして平和な中で、平穏な暮らしが送れることや
自分と、愛する人を大切にすることで得られる
幸福感を当たり前のものと思わずに、
噛みしめる、味わい尽くす、
感謝することで、無上の喜びを
感じることができます。
マイケル手帳のウィークリーの部分には、
「今日のありがとう」がありますので、
それを毎日書いていますと、
満たされていきます。
さて、今月からいよいよ2019年の
マイケルの未来手帳の執筆が始まります。
頭の中は、もうすでに2019年。
お互い良い計画のもと、2018年後半、
サクサクと動いていきましょうね。
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