人から奪う人と

タダで何かを得ようとしている人は

いつまでたっても、豊かになれない

 

 

今日の記事は、2年前に出版した、

ワタナベ薫の「お金の格言」

あなたの人生を変える

「お金と豊かさ」の法則の本の、

Chapter1 格言1からの記事です。

 


先進国では、自分が“持っているもの”で

はかられることが多いものです。

日本もそうかもしれません。

金銭的豊かさとか地位とか名誉、

 

 

いくら稼いだとか、どこに住んでいて、

どんな車に乗っているか?などで

「豊かさ」がはかられることもあります。

 

 

しかし、その人の金銭的物質的持ち物は、

本当に豊かさを決めるものでしょうか?

 

 

ネイティブアメリカンの格言に

次のようなものがあります。

 

 

『インディアンの富は

持っている事ではなく、

与えるものではかられる。

これがインディアンのいう

“与えられる人”の真意だ』

(アメリカンインディアンの聖なる言葉)
 

 

何度も述べていることですが、

いかに与えられるか? 

 

 

豊かさの真髄はここにあるのです。

これは、豊かにならないと与えられない、

のではなくて、今ある物から与えることで、

すぐにでも豊かになれるのです。

 

 

与えたら与えられる。

人から何かを奪ったら、

何かが奪われる。

 

 

なんとも単純な法則。

 

 

奪う、と言っても、

文字通り何か奪うことがなくても

奪う行為になることがあります。

 


例えば、お店でサービスを受けると、

当然対価としてお金の支払いが生じます。

 

 

しかし、ネット社会になってから時々、

こういう人がいます。

 

 

ある電化製品を買おうとしたとします。

店で買うよりもネットのほうが安い。

しかし、現物がどんなものかわからないし、

使い方も知りたい。

 

 

それで家電量販店に行って、

お店の人からあれやこれやと、

何十分もその商品についての説明を受ける。

しかし、お店では買わない。

そして、その後、店舗よりも

安く売っているネットショップで、

その商品を買う、という行為をする人がいます。


何を言いたいかわかりますか?

買う気もないのに、お店の人から

使い方の説明、特徴を聞く、つまり、

もうここでサービスを受けていることに

なるのです。

 

 

しかし、サービスを受けたのに、

そこにお金は支払わない行為。

ある意味、それは『奪う』ことなるのです。



「それが仕事でしょ!」とか

「説明を受けて買わないこともあるでしょ?」

と言いたい人もいるかもしれませんが、

論点はそこではなく、その商品を買うのに、

説明だけ受けて違う所から買うことが問題なのです。

 

 

与えなければならないであろう

対価を支払わない行為が、

他人から奪っている行為をしていることに

なっているのです。

 

 

これは、循環(お金が廻るシステム)を

崩していることになるのです。

お金はただのエネルギーなのでね。


 

サービスを受けたら、

その対価のお金を支払う。

でも、支払わない。

 

 

最初から支払う気がなく、

サービスだけを受けて、ネットで安く買う。

自分だけ得する。

 

 

しかし、後々には得にはなりません。

法則通りのことがいずれ

身に起きることになるのです。

回っているお金のエネルギーに

歪みが生じるので、今度は

それをした人がお金の巡りが

悪くなるのです。

 

 

与えられたら、与えられる。

与えなかったら、与えられない。

奪っていたら奪われる。

因果応報、いつか自分も

同じことになるのです。



さらに悪いことに、

そのようなことをし続けることは、

自分はお金がない人だ、という

セルフイメージを作り、知らずして、

貧乏マインドをインプットをしている

行為になっていることも理解していません。

だからいつまでたっても豊かにならないのです。

 

 

これはもちろん、ネットで買ってはダメ、

と言う意味ではないですよ?

ネットは便利ですし、安いのは確かです。

 

 

与える行為が、お金のエネルギーの

循環システムに従っていることになり、

その循環システムを崩すと

お金は入ってこないのです。

 

 

それを信じていない人は、

知らずして、いろんなとこから

奪っている行為をしていて、

ますます豊かにならない。

借りたお金を返さない、という行為も

お金の巡りの歪みを創るので、

豊かにならないのです。

 

 

なので、借金がある人は、

早く返したほうがいいですし、

計画的ローン以外の借金は負債・・・

つまり「負」ですから

エネルギーが重いので、

できればしないほうがいいのです。

 

 

さて、もう1つ奪う行為に入るのが、

時間ドロボーも同じです。

時間ドロボーもまた人から奪う行為です。

 

 

例えば、会社で勤めている時間は、

会社のために働かなければならないです。

しかし、そこで個人的な時間を

長々と使っていたら、それもまた奪う行為です。

 

 

お金をもらったらそれに値する、

相応の働きを提供する、という約束の元

働いているからです。

 

 

お金をもらっておきながら、

その時間を労働していないなら、

いずれ、職さえも失うことにだって

なりかねないわけです。

 

 

労働(価値)を出せば、

対価(お金)がいただける。

労働しなければ、対価はもらえない。

労働しないで搾取してお金をもらえば、

お金のエネルギーの歪みが起きる、

というわけです。

 

 

日常の小さなことでも、

案外奪っていることがあるかもしれないので、

奪うよりも与える人でありたいものですね。

 

 

お金がどういう動きをするか

わかっていますと、扱い方が理解できます。

上手に扱えば、お金の巡るパイプは

どんどん太くなり、豊かになっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

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