お金は遣わなかったらただの紙

 

お金の本当の価値と言うのは、

どのように遣ったか？何に遣ったか？

何を得たか？で決まるものです。

 

 

しかし、日本の経済状態や

将来の年金のシステムに

恐れと不安を持ち過ぎるために、

入ってきたお金を遣わずに、貯金にばかりに

意識を向ける人々もまた多いのも現実。

 

 

ある調査結果によると、

20代の貯蓄率が年々上がっている

と言う結果がでているそうです。

理由は「遣う動機に乏しい」ということと

「将来に対する不安」だそうです。

 

 

別の調査でも働く女性の貯蓄目的も、

多くの場合、老後の不安があるからと、

不測の事態が起きた時のために貯蓄をしているそう。

 

 

もう、夢とか希望、目標とか

叶えたいことがあるからという理由で

貯めているわけではないのが伺えます。

 

 

さて、あなたはなぜ貯金しますか？

 

 

もしかして同じ理由でしょうか？

これまで再三伝えてきたこととして、

「お金に関して負の感情を乗せない」

と述べてきましたが、この貯蓄に関しても、

同じく恐れと不安という感情が乗っているから、

つまりそこに意識が向いているから、

せっかく貯金をしたとしても結局、

本当にその恐れていたことで、

貯めていたお金を使うことになる、

という経験をしている人は少なくありません。

 

 

実は私も20代の頃、働きの中から、

本当に少しずつですが

「何かあった時のための貯金」として、

貯め続けてきました。

 

 

母にそういう貯金はしておくように

何度も何度も刷り込まれてきたから。

 

 

そして、意識は「何かあった時のため」

にあるものだから、それが見事現実化しました。

30歳になった時に、病気になり貯めたお金は

ほとんど医療費と数回に渡る引っ越し代に

消えていったものです・・・遠い目・・・

 

 

やっと貯めたお金がそういう形で何度も消えたとき、

一体何のために貯めているのだろう？

とがっかりした何度も記憶があります。

 

 

それ以降、貯めることに意識を向けるのをやめました。

貯める目的は自分のワクワクのため、

海外旅行にいくためにコツコツ貯めたし、

ライブや好きなことを学ぶため。

不安と恐れに満ちてためるのと、大違い。

 

 

2018年のマイケルの未来手帳には、

新しいワークに「夢貯金」があります。

やってみてね！

 

 

 

 

それがわかってから、

私はお金の遣い方が大きく変わりました。

自己投資するようにもなりました。

 

 

投資とは、つぎ込んだものがいつか自分に

リターンされるかの仕組みのことを言いますが、

なぜ自己投資するとお金は戻ってくるのか？

 

 

世界的に見てお金持ちが多い民族、

ノーベル賞が一番多く出ている民族は

どこかご存知でしょうか？それはユダヤ人です。

まずはユダヤ人の背景から説明します。


 

ユダヤ人は迫害されていたため、

貯めていた資産などは強盗などに遭えば、

一夜にしてゼロになってしまう環境にありました。

 

 

また、ユダヤ人は国をもたず

移動していた民族なので、

常に身の危険と背中合わせ状態。

つまり、お金は貯めていても何もならかったのです。

 

 

聖書の中にはユダヤ人に対するアドバイスとして

「地上に宝を積むのをやめなさい」とあります。

そのあとは「天に宝を積みなさい

（徳を積みなさいということ）」

となるのですが、こうした言葉は、

ユダヤ人が背景にあったからだと推察します。

ゆえに、ユダヤ人が一番お金をかけるのは

自分への教育なのです。

 

 

価値あるお金の遣い方は、

そうした自己投資に加えて、

自らの喜びのために遣うことも大切です。

なぜなら、自分にお金をかけられるというのは、

自分を大切にしている証拠だから。

そして先日書いたように、他の人にも。

お金を天に貯金する

 

 

若い人たちの中には、

自分に自信がない、という人が多いです。

自信がない人は、なかなか自分にお金を

掛けることができない傾向があります。

もっと自分を喜ばせることにもお金は遣っていい！

 

 

自らの働きによって、自らをねぎらう行為を、

なぜ躊躇する必要がありますかね？

もっと自分を喜ばせ、もっと自分を労り、

癒し、次の働きのためのエネルギー充電のために

お金を遣ってもいいのです。

 

 

お金は遣ってからこそ、

価値があるものだから。

あの世にお金は持って行けないのだから。

 

今日の話は、『お金の格言」の本の中からです。

３９の格言の中のひとつです。

 

 

 

 

 

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