ハイクオリティじゃなくてもいい
ワンランク上をたまに与えるだけで
人生の喜びは10倍増える
クオリティの高いものは、
数が少なくても満足感があります。
たとえば、食べるものにしても、
安いバイキングやブッフェを、
大量に食べて、苦しくなるほどの
満腹にするよりも・・・
ほんの少しずつ食べる
和食やフレンチのほうが
心の満足度が高かったり、
一般的には高級な部類に入らない
おにぎりであっても、その素材一つ一つに
こだわると、質素なのにおいしさと
満足度が高くなるものです。
また、ファッションにしても、
安物をたくさん持つよりも、
上質でセンスのいいものを
数少なく持っていたほうが、
いつもいいものを着用できる、という
ワンランク上のファッションを
楽しめるわけです。
途方もなく、富裕層な暮らしを求めなくても、
ワンランク上、ちょっとだけ上を目指すだけで、
なんとなく、人生そのもののクオリティが
あがったような気がします。
特に、40代以降は、何にしても、
プチプラオンリーだと、安っぽくなります。
もちろん、私もプチプラ大好きですが、
全身となると、老化とプラスされて
ちょっとくすんでしまう気がします。
たとえば、全身プチプラでも
貴金属やバッグや靴は上質なものを
合わせるだけで、全身がそう見えます。
あとは、心が反映される外見や
オーラがそのプチプラをカバーしますから、
心をも養いたいものです。
ついでに逆も言えば、
外見で人を判断したり、外見がすべてだと
思い込んでいる人ほど、安っぽさが
にじみ出てしまい、どんなにハイブランドを
身につけても、品よく見えない、
むしろ、全身偽物を身に着けているようにさえ
見えてしまうこともあるのです。
ハイクオリティが醸し出す
波長に自分があっていないと
そうなるのです。
若い時は、多くを持ちたがりますが、
それでもいいのです。自分の方向性や
センスを磨く時期でもありますから、
多くのものに触れて、自分を表現するのに
何がいいのかを見極める期間でもあります。
そして、プチプラであっても、
若さというパワーと美しさが
それらをカバーしてくれます。
また人間関係に関しても、
若き頃は、「友達100人できるかな？」
ってな具合に、たくさんの友だちと知り合い、
友達の多さが自分のステータスだったり、
所属欲求を満たして、なんとなく
安心していたかもしれませんが、
40代以降くらいからは、少しずつ、
人間関係は少なくしたほうがいい、と
経験上、そう感じています。
10人の薄い関係の友達がいるよりは、
たった1人の何もかも心許せる人がいるだけで、
人生は豊かになります。
私自身、2016年は、
人生を何十倍も豊かになる
大切な友との出会いがありました。
彼女とは、初めて会った気がしない、
家族以上に何十年も一緒だったような感覚にすらなり、
彼女のおかげで、悩みは10分の1になり、
笑いが10倍増え、深刻な問題さえも、
お互いが話すと、最後は笑い話になる、
そんな相手との出会いがあった、
重要な2016年となりました。
そして、年に一度だけ会える友もいますが、
彼女とは、ホテルに2泊して何時間も
何時間も、声枯れるまでバカ話をして
大笑いするのです。しかも、それらは大抵、
心痛む悩みや問題のことなのですが、
彼女も同じく、共に話す時は笑い話、
そして、重要な人生の教訓や、
人の成長などのような深い話をするのです。
いつのも質素な食事を食べていても、
たま～に、美食を食べれば、
それが本当に美味しく感じられ、
ありがたさが身に染みます。
常には、節約生活でも、
たま～に、高級ホテルや自分への贅沢を
与えてあげると、それらはより一層、
癒しになります。
安物10着買うよりは、
上質なものを1着買ったほうがいいのです。
何に関しても、歳を重ねていくと、
量より質になってきます。
今日から3連休ですね。
楽しい週末を！
ワンランク上を目指すあなたに贈る
お金との付き合い方の本です。
 | 【送料無料】 ワタナベ薫 お金の格言 / ワタナベ薫 【本】 1,512円 楽天 |