今日は臭いの記事です。
と言っても、文字通りの臭いではなく、
直感がキャッチする臭いです。
「貧乏臭さ」って、こればかりは、
言語化するのが難しいのですが、
「オバさん臭い」なんてことと、
同じ類（たぐい）のこと。
オバさん臭いって、
若い人からでも漂うことがあって、
不思議なことに、年齢的に
本当のオバさんと言われる人からでも
臭わない人は漂いません。
これは、主観ではありますが、
やはりどちらに共通するのも
「品」です。
私の愛読誌PREJIDENTでは、
「金持ち〇〇と貧乏〇〇」
という比較をしょっちゅう取り上げていて、
読むと本当に勉強になります。
成金の人々のお金の使い方と、
本当のお金持ちのお金の使い方の
比較が載っています。
成金の定義は分かりやすく言うと
急にお金持ちになった人のこと。
急にお金を持ってしまったので
セルフイメージが追いつかず、
なんか、お金持ち風なことをしたくて、
ついつい見せびらかしてしまうそうで。
お金持ち風のことをやっていても、
どう見ても、貧乏臭い感じがするのもありますし、
リアルお金持ちが節約してても、
カップラーメン食べてても貧乏臭く
感じないのは、やっぱりセルフイメージと、
お金に対する向き合い方、遣い方が違うから。
貧乏臭い人は、
我が身を飾ることためだけに使ったり、
それをあえて見せびらかしたり、
「すごいでしょー？」と言わんばかりに、
大したことないことでも
自慢げに見せてしまうから。
つまり、見せびらかすこと自体、
その人にとっての特別のことだから。
特別ってことは、その人の日常生活で
当たり前のことになっていないから
見せびらかすわけでして。
それは好きな趣味を、
イエーイ！の感覚で見せているのとは
わけが違います。
ところが、本当のお金持ちが、
ブランド物を見せても、ゴージャスな食事を
アップしていても、海外旅行に行っている様子が
SNSにアップされていても、
違和感を感じない、嫌味に感じない、
普通に見えることがあるでしょう。
それらと波長が合っている、
そしてセルフイメージも追いついているので、
見ている方も、なんだかバリバリバリューみたいな、
エンターテイメントや、自分が見れない世界を
楽しく見ているような感覚になるわけです。
彼らは、それが普通だから。
見せびらかそうとしてやっているのでもなく、
そういうお金持ちセルフイメージが
隠そうと思ってもだだ漏れ状態なのです。
お金持ちがわざわざそういうものを
見せたがらないのは、日常生活で
当たり前過ぎる位置付けになっているから。
納豆をいちいち写メ撮って
SNSにアップしないのと同じように
（ごめん、私はするけど。パンの皮とか 笑）、
お金持ちにとっての、ブランド物も
ゴージャスなディナーも
ファーストクラスも、普通のことだから。
私が先日、
スイートルームに泊まったと書いたのは、
（しかもお金出していない 笑）
普通のことではなくて、どちらかというと、
イエーイ！泊まったったー！
みたいな庶民感覚。
出張は会社の経費ですが、
スイートルームは経費計上できないので、
泊まりません。出張では勿体無いから。
あれ？こんな記事書いときながら、
私ってば、貧乏臭さ、漂っている？笑
かもしれませんね。否定しません。
なぜなら、お金が無かった頃の生活が
今でも日常生活ににじみ出ていますから。
無駄が嫌い、節約もしています。
さてさて、貧乏臭さって、あとは、
ケチな人からも臭ってきます。
ケチと言っても、節約とは違います。
ケチとは、我が身には、
わんさかお金をかけるけど、
他人にはかけたがらない。
誰かに何かをすることに関しては
財布の紐が固すぎる。
小さな小銭でもケチんぼ。
おごってもらうのは大好きだけど、
おごらない。お金を出さない。
これも貧乏臭さが漂うので危険。
臭いがしない臭いが漂わぬよう、
自分を客観視してまいりたいと思います。
お金があっても、お金がなくても
寛大な精神からは
貧乏臭ささは漂いませんので、
豊かな心を持っていたいものです。
ではまた明日。