窓辺




昨日はモモの夢をみました。

目覚めた時は、切なくて切なくて、

そして、目もじわじわしていて。

でも、目覚めた瞬間は、モモの夢を見た、

とはわからなくて。





目覚めた時には、夢のことを忘れていて、

でも、私的には、夢にはいろんなメッセージが

含まれていたりするので、できるだけ、ベッドの上で、

見た夢がどんなだったか思い出すようにしているんだけど、

すぐには思い出せなくて、「何の夢だっけな・・・

でも、すごく懐かしくて悲しくて切なくて・・・

うーん、思い出せない!ま、いっか!」と思った途端、

モモの夢だったことを思い出しました。





明確な映像は覚えていなかったんだけど、

ただただ、モモのエネルギーを感じる夢。

夢の中で誰かに「最後の別れをしてください」

って言われて、生きているモモに会うのはこれが最後か

・・・と思ったら悲しくて悲しくて・・・っていう夢。





FBでは、1年前の今日、といか2年前の今日、とか

かれこれ4年前までさかのぼって投稿がアップされるので、

一応、見るんですわ。そうすると、元気だった頃のモモが

何度も出てくる。忘れようにも忘れられないですね。





で、先日、数年前のブログを読んでいたら、

ちょうどモモと同じくらいか1歳下だったか、

同じ老齢のダックスを飼っていらっしゃる

読者様のコメントがブログに入っていました。





コメントには、

「モモちゃんが好きなので、写真をブログに乗せてください」と

ありました。確か、その時そのダックスちゃんも14歳だったかな

・・・そのダックスちゃん、元気にしているかな?

それとも・・・と恐る恐る彼女のブログを見に行きました。

その時はすでに、天国に行っていました。





さかのぼって読んでみると、

モモより2、3ヶ月先に、虹の橋を渡ったようでした。

そこからいくつかブログを読んで、飼い主さんの

辛い感情が伝わってきて、涙して読みました。

何ヶ月経っても、悲しいんだよね。





でも、不思議だな・・・、

そして、人間ってすごいな、って思うことがあります。





もうこの世に、モモの物質の体は無いのに、

あの独特な匂いを思い出すことができる。

特徴ある鳴き声を思い出すことができる。

あのフサフサした毛の感触も、フローリングを歩く時の

音も思い出すことができる。

マイケルとじゃれあって、ガル〜、というあの声も、

お日様に当たった時の、なんとも言えない

毛のフカフカした匂いとか、鮮明に思い出すことが

できるんですよね。





そして、いつでも思い出した時に、

身近に感じることができる。

・・・書きながら、思い出して、腕にはポタポタと

大粒の涙が何粒も落ちちゃっているけど。





ペットだけでなく、愛する人を亡くされた方も

同じなのかもしれませんね。

もちろん、最初の年よりは悲しみも少しずつ

時間と共に薄れていったとしても、

記憶だけは何度もリピートできるものだから、

生きていた時よりも、鮮明になっていったり、

そして、肉体の暖かさを感じていたあの懐かしさが、

時に、悲しさや寂しさとして襲われる感覚に

なることがあるでしょうね。





ご両親がもう天国に行かれている方も、

片方の親が亡くなられている方も、

大好きだった、おじいちゃん、おばあちゃん、

もしかしたら兄弟、姉妹、親友、恋人、配偶者、

最も辛いであろう、我が子を亡くされた方、

自分をずっと支えてくれたペットを見送った方も、

時々、急に彼らを思い出して、思いっきり

涙されることがあるかもしれませんが、

それは、故人やペットが「忘れないで時々思い出してよー」

だったり、あなたを励まそうとして、

思い出させているのかもしれませんよね。

そんな時は、感情を解放して、

思いっきり泣いた方がいいですよね。





そして、思いっきり泣いた後は、

笑って笑って!なんでしょうね。





気づいたら、今週末がモモの誕生日でした。

スコーーーーンと忘れてた。思い出してよ、

ってことでしょうかね。

今、慌てて、カレンダーに書きました。

17回目の誕生日は迎えられなかったけど、

実際の予定よりも、2年ほど長く生きたようなので、

大往生であり、そして、最後の心臓の一打ちまで

私が一緒にいて、声をかけたので、モモも大満足ですね。





さあ、笑って笑って。



モモ笑顔