こんにちは。ワタナベ薫です。

いよいよ本日、新刊

「運のいい女(ひと)の法則」

(三笠書房)の発売日となりました。






ワタナベ





しかしながら地方の書店さんですと、

まだ入らないところもあると思います。

地域によっては届く日が違いますこと、

ご了承お願いいたします。13日より順次発売となります。

サイン本に関しましては、指定の書店さんで13日より

お求めいただけます。





いつも皆さまに新刊が出るたびに、

たくさんの方に「買ったよー」のSNSなどでの

応援を頂き、それが口コミとなりまして、

多くの方々に広まっております。

なかなかお願い下手なものでして、レビュー書いてとか

紹介してとかシェアしてとか言えないタチでして、

それでもたくさんの読者の方々が、自発的に

応援をしてくださっていますこと、本当に感謝しております。





お礼というお礼はできませんが、私から、

何か皆さまに感謝したいと常々思っておりまして、

この度、処女本以来の、CDプレゼントを

させていただくことにいたしました。





全員には行き渡らないことをお詫び申し上げます。

今回もまた、書店さんにてサイン本をお買い求めいただいた方

限定で4000名さまのみとなっております。

弊社でできる最大限の感謝です。

※ネット販売ではもらえません。
サイン本のみについています。






今日はちょっとだけ、以前にも書いたことがありますが、

出版の裏側事情を書いてみたいと思います。

ただ手にしている一冊と、事情を知っている一冊とでは、

手にした重みが違ってくると思います。





「重版出来」というドラマをご覧になった方は、

なんとなく、出版社の裏側を見たと思いますが、

もっともっと大変です。私も毎回感動して涙してみてました。






一冊の本が出来上がるには、本当に多くの人々の手に渡ります。

企画書を会議に出して、通ったら、編集者が章立てを作り、

著者が原稿を書きます。そのあと、脱稿と言って、

著者が原稿を編集者に戻します。





一週間後くらいに、また原稿が戻ってきます。

そして、また著者は直しにかかります。

また編集者に戻し、また著者に戻ります。

3回くらい原稿は見直したり、その間に、はじめにや、

あとがきを書いたり、その間に、カバーのデザインや

中のデザインの話し合いをして、あーでもない、こーでもないと

いろんなことを考えます。





カバーデザイン
カバーデザインの打ち合わせ中






印刷所、配送の人、本を詰め込む人、

本当に本当に一冊の本が出来上がるまでは、

どれくらいの人々の手がかかっているのでしょう。





本が仕上がってもそれで終わりではありません。

営業さんたちは、どう売っていくか、戦略を立てたり、

販促、広告、いろんなことを考えます。

書店への売り込みやら、広告のデザインなど

いろんなことをします。





ダンボール






それだけではありません。

先日、書店で働かれている読者さんからコメントがありましたが、

書店さんも同じく、本が売れるようなディスプレイやら

ポップを書いたり、出版社からもらったポップをどこに

はったら目立つか?とか、売れ筋を売るために、

いろんな展開を考えます。書店もすごく大変です。





著者は手を離れた途端、安心モードに入りますが、

発売日から、編集者はドキドキが始まります。

本の売れ行きは、編集者の通信簿みたいなものですね。

世に出した本が売れるかどうか、

本当に胃が痛い思いをしていると思います。

隣りの編集者がガツン!と売れたら、きっと

「ああ、私のも売れてほしい」と強く願うでしょうし、

売れなかったら、ガッカリです。





作業





しかし、いつまでも肩を落としているわけにはいきません。

なぜなら、その間も何人もの著者と関わっていて、

その間も、落ち込んでいる暇などなく、

編集したり、打ち合わせに行ったり、

新しい著者を探したり、本当に忙しくしています。





そう思った時に、いつも私が思うのは、

編集者の味方で居たい、というのと、

編集者の応援者で居たい、という気持ちが湧き上がります。






なので、編集者に、

「ね?本売れたら、お給料上がる?ボーナス出る?」

とか、すぐに聞きます。たいていボーナスで支給されたり、

金一封が出たり、その金一封の場合は、いくらかまで

いやらしく聞きます。売り上げ冊数によって違うケースもあり、

できれば、編集者のお小遣いになればいいな、という願いのもと、

私も本が売れるために、できることをしたい、と思うのです。

それで、サイン本4000冊くらい簡単なことです。





たくさんの本











そのことを出版社は大変、恐縮していまして、

私も、いいホテルをご用意いただいてマッサージまでつけて

いただいて、恐縮ですし、それだけでなくて、

私が「サイン本書いてます」ってFBに書けば、

みなさんが「ありがとうございます」って、

読者さんがお礼を言うなんてすごいなと思います。

そこにも何も当たり前の感情など存在しなくて、

毎回、サインを書かせてもらうたびに、

何とも温かい気持ちになっています。





あ、そうそう。この度のサインはこちらです。

「萬(よろず)YOROZU」

壱萬円(いちまんえん)の萬。

たくさんの・・・という意味。

皆様の幸せと豊かさがたくさん舞い込んできますように、

との願いを込めて、一文字一文字魂を込めて書きました。





サイン





ということで、この度、私からサイン本を買ってくださった皆様に、

「ありがとうCD」をプレゼントいたします。

内容は、私がありがとうを、いろんな対象者に

言っている言葉が入っています。

感情移入をしながら、その対象者を思う浮かべながら、

じっくり聴いていただけたらと思います。

短い音源ですが、聞き流しでもいいですが、

イメージしながら聞きますと効果絶大です。

ベッドに入った時に、かけてもいいと思います。






CD表





CD裏







さて、サイン本取扱店ですが、下記のリストとなります。

お店のスタート時間を確認してくださいね。

取り置きオーケーのところや、電話予約がないところなどには

間違ってお電話をしないよう、お気をつけくださいませ。





いつも書店さんからは、

「ワタナベさんの読者さんたちが本当にマナーが良くて、

素晴らしいです」と私が褒められています。

ありがとうございます。





逆に、いつもサイン本を取り扱ってくださっている

書店さんには、読者さんたちが、「書店さんが親切で・・・」

とか、「ワタナベさんの、『ワ』の字を言うだけで、

あ、ワタナベさんの新刊ですね?と言ってくれるので

助かります」とおっしゃっています。

ご対応いただいています、書店さんにも感謝です。





ということで、今回も初版は2万5000部と、

ドドーーン!な初版数です。

「重版出来!」の言葉が編集者から聞きたいです。

では、皆様よろしくお願い致します。





サイン本取扱店一覧表