パグ






まずは、お知らせです。

きのこらぼ「人付き合いの心理学

~心から美しい女性になるための法則~」
にコラムが載っています。

4週連続で載ります。まず第一週目は、

「【出会いの心理学】相手に好印象を与える女性になる」

というものです。よかったらのぞいてみてくださいね。





さて、今から3年前に、このブログ本、

「美人になる方法」が出版されました。

著者人生のはじまりがこの本からでした。





処女本




その1年以上前に、とある出版社から出版の話がありました。

当時、新人著者から出版する、というリスクを

背負ってくださる出版者さんがありがたくて・・・





しかし、小さな出版社さんだったからか、

リスクを少しでも回避するために、著者1000冊購入、

そして、販促のために何かしらやってくれ、とも頼まれました。





1000冊で約140万円・・・

ま、高い価格ではないか、と思いました。

当時出版には全く執着していなかったのですが、

読者さんから「ブログが本になって欲しい!」との

コメントがずっと続いていた時でしたので、

オファがあったときは、ありがたくお受けいたしました。





何度も何度も打ち合わせのために会い、話合いするものの、

なかなか話が具体的に前に進まなかったり・・・

最初は出版に執着していなかったのに、話が進まなかったことで

自分の内情が見えてきて、知らないうちに執着を

少しずつしていったと、後から気付きました。

執着していたことに気付いた決定打は、

話が進まないとイラ立っている自分がいたからです





それに気付いた時に「あれ?私、出版に執着している?」と

やっとわかり、つまりその時に、出版に関して執着が

スコーーーーン!と抜けたのです。





「別に出版社から出さなくても、電子書籍でもいいし、

紙にこだわることないや」と気付き、なかなか話が進まない

その出版者さんをお断りいたしました。





今思えば、本当に断って良かったのです。

勝手な解釈をすれば、神様はそこの出版社から出して

欲しくなかったのだな、と思うようになりました。

しかし、その直後くらいですが「美人になる方法」という

そのまんまのタイトルで、本を出しませんか?と

主婦と生活社さんがお声をかけてくださったのです。

1000冊買ってくれって言われなかったし(笑)





「原稿がそのままあります!」と言ったら、

すぐに出せるようで、それには大変驚きました。

そして、そのあと2社、私が出版社を断った、

とブログに書いたら、2社の出版社が

その原稿を使わせて欲しいとの申し出がありました。





ありがたいことに編集者さんは「この著者は絶対に売れる!」

との確信があったそうで、オファをくださいましたが、

しかし、現実問題、新人著者に依頼するのはリスクが高い、

ということで、企画会議で私の企画は落ちたそうです。

大手の出版社でしたが、どこの出版社かも忘れました。





そんなこんなしているうちに、

最初の出版からあっという間に丸3年がたちました。

2冊目に出した本が10万部のベストセラーになったので、

そのあと、すごい勢いで出版のオファがきましたが、

最初の年に、すでに2年先の出版まで決まってしまいました。





なぜ、こうなったかと言うと、

執着がなかったからだと思います。

執着って、していないように思っていても、

いつの間にか執着している、ということに気付いてからは

自分が執着していないかどうかを探ることをしています。





執着してしまうポイントがあります。

これは、私のみならず多くの方にも当てはまる点ですが、





「思うようにいかなくて

 イライラが続いたら」に

 執着ははじまります。






最初は執着はしていなくても、

それに取り組んでいるうちに、ダメだったり、コケたり、

はたまた周りがうまくいっていたりの情報が入ってきたりしますと、

最初にワクワクした感覚が、いつの間にか、

「なんとかしてでも!」という思いに変わります。





そこで自分の執着に気付かなければ、ずっとそれを追いかけます。

しかし、「ま、いっか・・・」と本気で思えた時に、

または、「時期が来たらそうなるか・・・」ぐらいに

いい意味で、諦めた時に執着は外れて、そこから

動き出すのです。この流れがわかるとすごく楽になります。





執着って、自分でしているかどうかがわからないもの

だからこそ、常に、自分の思いと心を見張っている必要があるのです。

高慢さも、思い上がり、感謝の気持ちがなくなるのも同じ。

ステージが変わると景色が変わるものの、

しかし、景色は変わっても、自分で自分が見えないから。






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さて、初めての本が出版されてから3年後、

「美人になる方法」が文庫化されました。

発売日は、来週、2月9日です。




新しい装丁




このたびの装丁は、女性らしくこんなカバーにしてみました。

バッグに入れて持ち歩けるので、おすすめです。

さて、本日は名古屋に移動です。

書店でサイン本を書いて、そのあとちょっとしたお楽しみもあります。

明日は、日記になります。ではまた明日。






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