スズメって鳥の中で2番目にかわいいと思う。ワタシ的には1番はカモ。





今日は日曜日なので、息抜き記事で。

ちょっと不思議な話です。

今から25、6年くらい前の話です。

まだ私が独身の頃のこと。





近所のある女性と知り合いになり、

その女性の所にお茶を誘われて、

その方の自宅に時々行くようになりました。





その女性は、ワンレンロングの真っ黒な髪の毛、

目鼻立ちハッキリしていて、小柄だけど細身でスタイル抜群、

よく言えば、オードリーヘップバーンみたいな感じ、

おもしろく言えば、妖怪人間ベム・ベラ・ベロのベラみたな感じ。





真っ黒なワンレンロングに、いつも真っ赤な口紅をしていたので、

ちょっと怖いような気もしたのですが、とても私に

親切にしてくださったので、時々呼ばれるとお茶しに行っていました。





なんせ、彼女の話がホント興味深くて・・・

毎回話す内容がとても不思議なのです。

あと、淹れてくれる珈琲がすごくおいしかったな・・・





初めてお会いした時に、

私は彼女が40歳くらいだと思っていました。ところが

「やだーん。ワタシ、還暦よ~ん。年金暮らししてるんだから~ん」

と、ものすごくビックリしたのを覚えています。





顔が若いだけでなく、スタイルも60過ぎとは思えません!

いつも身体のラインが出る服装の黒のパンツスタイル、

黒のトップスを着ていました。

そういえば、いつも上下黒だった・・・





黒は老化の色とも言いますが、その色がさらに、

彼女の若さと美しさを引き立てていたようにも見えました。

そして、60過ぎているのに、髪の毛が真っ黒だったので、

逆に異様な雰囲気にも見えたのですが、私は

「髪染めるときは、真っ黒しか使わないんですか?」

って聞いたのです。





そうしたら彼女の答えは、

「これぇ~? 地毛よ。白髪、一本もないの。ワタシ」って。

それはそれは驚きました。白髪が一本もないなんて!!

「何を使っているんですか?何で白髪がないんですか?」と

驚きながら聞いたのです。ケアの仕方も興味深いですが、

そのあとの話は、私にとっては、もっともっと興味深かったのです。





彼女は続けてこう言いました。

「ケア? ワタシ、シャンプーやリンスは危険だから

使わないの。お湯で洗うだけ。」





そう、25年も以上も前なのに、今はやりの湯シャンです。笑

シャンプーが危険、って今なら、ま、何となく分かりますよね。

彼女は、シャンプーもリンスも使っていなかったのです。

それでもあまりにもツヤッツヤだったのでさらに聞きました。

「ケアそれだけですか?」と。そうしたら、椿油を使っているとのこと。

これだけだそうです。





そういえば、以前にも72歳で白髪がまったくないご年配の

女性にお会いした事があったのですが、彼女もまた、

シャンプーリンス使わず、湯シャン、そして、

椿油だけ、と言っていました。

それで頭皮マッサージもするとのこと。いいんですね。椿油って。





って、椿油の話ではないので話を戻しますが、そのベラは・・・

あ、いや、その女性は、声をワントーン低くして、

声もひそめて私に質問してきました。

「シャンプーとリンスが危険ってね、誰が教えてくれたと思う?」

って私に質問してきました。





その声の感じからは、普通の人が教えてくれたのではない、

と直感しました。もう、私の好奇心のボルテージは、

MAXになり、ワクワクしながら「だ、だ、だ、誰ですか?」と

息をのんで彼女の答えを待ちました。彼女は、










「カラスよ」





カラスか~・・・

そうかそうか、カラスか~

・・・遠い目・・・






え”ーーーーーっ!?

カァーラァースゥーーー!?






私の好奇心のボルテージは、MAXを通り越し、

MY計測器はぶっ壊れました。笑 

ってな感じで、私のリアクションが大きいので、

彼女も大満足だったのだと思います。





彼女は続けて、私に質問します。

「でね、シャンプーやリンスには何が入っていると思う?」

その低音で声をひそめた声に私は少しドキドキして、

「な、な、な、何ですか?」と聞き返しました。

彼女は答えに、(ここはあえてリキと読んで)を

入れてこういいました。









「毒よ!毒!」

 



「誰にも言わないでねん。ワタシ、頭がおかしいと思われるから、

誰にも言っていないのよ。でも、ワタナベさんだから言うのよ。

私がヨークベニマル(笑)からの買い物帰りに、ゴミ置き場の横を

通った時に、私に話しかける声がしたから振り返ったのよ。

そしたら、カラスだったのよっ!カラスはね、こう言ったの」と言って、

そこから彼女はカラスになり切って、声色を変えてこう言いました。。









「おばちゃん、おばちゃん、

シャンプーとリンスは毒が入っているから、

絶対使っちゃいけないよ。ガンなるよ!

あと、パーマ液もダメだよ。

毒が入っているから!」






・・・と言ったそうです。

おばちゃんは、・・・あ、いや、その女性は、

私に教え諭すように、「ワタナベさん、カラスってね

何でも(←すっごい強調)知っているのよ」と

私の目をジッと見ながら、確信を込めて言ったのです。





おばちゃんは、カラスだけでなくて、ベランダにきたスズメにも

いろんなことを教えてもらったそうです。

ある時などは、買ってきたお惣菜を食べようとしたら、

「おばちゃん、それ食べちゃだめ!危険だよ!」

(やっぱり声色変えている 笑)





おばちゃんは「ワタナベさん、鳥って何でも知っているのよ。

だから言うことを聞いた方がいいの」と申していました。

あ、すっかりおばちゃんに定着 笑





何回か行った時に、すごいことも言っていました。

当時、昭和天皇が亡くなったあたりだったと記憶しています。

その流れで昭和天皇の話になったんだと思いますが、

おばちゃんは、「ワタナベさん、ワタシ、すごいこと知っているの。

昭和天皇・・・あれ偽物よ」って・・・・





続けて彼女は、声をひそめて、

「本物の昭和天皇、誰だか教えてあげましょうか?」

「だ、だ、だ、誰ですか?!!」とまた私の好奇心は

くすぐられ、ワクワクしました!!おばちゃんは続けて、

声を低く太くして、それでいて確信を込めて強い口調でこう言いました。








「私の父よ・・・」





・・・・へぇ~(遠い目 ちょっと薄ら笑いの20代のワタナベ)

そのあたりの経緯を説明してもらいましたが、

すっかり忘れました。






後に、心理カウンセリングを詳しく学んだ時にわかったのですが、

『誇大妄想』というのがあります。

参考サイト





誇大妄想とは、例えば、自分は特別高貴な存在で、

偉大な人物だ、とか、実はキリストの生まれ変わりだとか、

神の子である、とか、神から選ばれし者とかいう

選民意識なども誇大妄想の1つ。

または、このおばちゃんのように、天皇関係であるとか、

実は、仏陀の生まれ変わりだとか・・・





自分は優れた能力を持っているので、人と違う、との思い込み。

おばちゃんは、自分に関しては、そういう思い込みが

なかったかもしれませんが、血筋が天皇家のものである、

と言っていました。





しかし、その天皇ネタは誇大妄想にしても、

何となく、カラスとスズメが言っている事に関しては、

ただの妄想ね・・・とは片付けられないような、

そんな気が今でもしています。というか、

そのおばちゃんがカラスと話せる事は信じております。

鳥の気持ちに周波数を合わせるのが上手なのでしょう。






そして、実際に食品も、私たちが使う日常パーソナルケア用品も、

確かに、身体に害になるようなものが入っているのも事実。

そんなに神経質になることもないですが、しかし、

自分の身体は自分で守らないといけないので、

カラスやスズメの助言のように、ちょっと普段使うものや、

口に入れる物は、身体のために吟味したほうがいいですね。





・・・って、これまたいい感じに

記事をまとめちゃいましたねー 笑

私ってば、もしや、天才!?

↑ 出た!誇大妄想・・・爆


ではまた明日。素敵な日曜日をお過ごし下さいね。