唇は、誰かの励みになるために使いたい

言葉は誰かを力づけるために用いたい





唇から出る言葉たちは、誰かの慰めでありたい

言葉は、誰かを褒めるためのものでありたい

唇は愛を分つために遣いたい





それは、柔らかで、あたたかくて、

またはエネルギッシュで人を築き上げる言葉。




決して、唇から出る言葉たちは、

誰かを突き刺す剣のように

傷つけたり、けなしたり、

非難したりはないように。





誰かが泣いたり、苦しんでいる時に

慰めの言葉や、優しい言葉たちを掛けたい





言葉と唇の用い方一つをみれば、

人の内奥は明らかになってしまう





言葉遣いの問題ではなく

言葉をどう遣うかで人の優しさもむごさも

すぐに現れるもの





自分の唇には、門番を立てて

言葉たちを選び、愛を伝えられるもので

ありますように・・・