なぜ嫌いなのに 、その人から目がはなせないのか?

実は、好きも嫌いも心理学的には同じなのです

鏡の法則とは投影のことですが、

嫌いな人は、人は自分が映し出されているから、

嫌いだし、気になるということ。





逆に、自分の価値観とはまったく異なるゆえに

その自分の価値観を犯してくれる相手なので、

嫌い、ということ。





その嫌いな人が目立つ立場だったり、

ブランド物をたくさんもっていたり海外旅行に行っていたり

男性にモテモテだったり腹立たしくてしょうがない。

それは、なぜでしょうか?





そこに自分を見ているのです。

実は、そんなことにまったく興味のない人は

完全スルーなのです。そこにひっかかるということは

どこかにうらやましい気持ち、自分もそうなりたい、

(信じがたいかもしれませんけどね)

相手をジャッジしている時点でそうあってはいけない

という自分を、その人を通して映し出しているのです。





嫌いなのに見てしまう心理は、

結局は興味関心があって好きなのです。

その人のブログもFacebookもイライラしながら、

文句言いながら見ているのです。





「嫌いなら見なきゃいいのに」





・・・と、そう思うはずなのですが、

やめれない、とまらないかっぱえびせんのような、

どちらかというと執着さえ感じるほど結局興味がある。

アンチと言われている人たちほど、執拗にその人につきまとうのです。

結局、興味があって目がはなせない。好き!と何ら変わらない。





そして、あなたが嫌いな人というのは、

自分がやってはいけないと思っていることや

自分に禁止していること、または、

欲しいんだけど手に入らないものを持っている人なのです。





例えば、あなたはいつもダイエットしていたとします。

そうじゃないと太るから。でも、あなたの嫌いな人は

「ダイエットなんてしなくても思い込みで痩せるのよ~。

だから私は食べたいだけ食べるの~」とか言って

バクバク食べていると、もうその人にイライラします。

興味を持って、「その思い込みについてもっと教えて!」

となれたら最高なのですが、それが出来ないほど、

そこにねたみを感じたりしているのです。





さらに、自分は素敵な彼が欲しい。でも出来ない。

そうなると、あなたの嫌いな人は、すぐに彼氏ができる。

おしゃれして、綺麗にして、努力しているから彼氏が

できているのかもしれないのですが、それすらも、

「男にこび売っている」と言う風に見えるのです。





決して性格がいとか悪いとかは置いといて、心理的な作用です。

ですから、相手を通して自分が見える。

苦手、嫌い、ムカつく相手ほど、自分の奥底にある心理が

隠されているものなのです。





嫌いな人からわかることは山のようにあります。

「あの人嫌い!」で終らせるのもいいのですが、

私は自分を実験台に、自分と徹底的に向き合います。

そうしますと、自分の中に認めたくないドロドロしたものが出てきたり、

自分が大切にしている価値観がハッキリ見えてきます。





なかなか、自分というのは客観的に見れないものですから、

嫌いな人相手に、自己分析したらすごいことがわかりそうです。

定期的に自分を知るために、気になるひと相手にやっている私ですが、

なかなかおもしろいです。





ゴールデンな日もあと3日間で終りますね。

残りも楽しんでくださいね。ではでは~。